梅雨入り前に人もピアノもメンテナンスを (^^♪
秋の夜長に、ピアノの音色に耳を傾けてみるのはいかがでしょうか。
毎日が慌ただしく過ぎていくと、知らず知らずのうちに気持ちも張りつめてしまうものです。そんなとき、柔らかなピアノの響きは、心をそっと緩めて頭の中のざわつきを静かに整える助けになってくれます。
秋の夜は、昼間よりも少し静かで、自分の感覚に意識を向けやすい時間です。明るすぎない灯りの中で、ゆったりとしたピアノ曲を流してみるだけでも、呼吸が自然に深くなり、気持ちが落ち着いていくのを感じることがあります。言葉ではうまく整理できない疲れや緊張も、音に身をゆだねることで、少しずつほどけていくのかもしれません。
こうした感覚は、印象だけではなく、音楽と脳波の関係を調べた研究からも、ある程度うかがえます。J-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)に掲載された研究では、穏やかな音楽を聴いている間にα波含有率が増える傾向が見られ、聴取後にはリラックス状態を示す変化も報告されています。α波は、一般に心身が落ち着いているときに現れやすい脳波とされており、音楽が気持ちを静める手がかりの一つとして考えられています。また、ピアノの音を聴いたときにも、α波帯域の変動が見られた研究があり、ピアノの響きも心を整える音の一つとして捉えることができそうです。
もちろん、どの曲でも同じように感じるわけではありません。その日の体調や気分によって、心地よく感じる音は変わります。それでも、自分にとって優しいと感じるピアノの音色は、忙しい日々の中でほっと息をつくための、ささやかな支えになってくれるはずです。
最近、よく眠れていますか?
一日の終わりにピアノの柔らかな響きに包まれる時間は、気持ちを落ち着かせて、良い眠りへ繋がる小さな習慣になるかもしれません。忙しい日々の終わりだからこそ、ピアノの音色に心をゆだね、気持ちを静かに整えながら、やすらかな眠りへ繋げていきたいものです。
[秋の夜長に聴きたいピアノ曲]
エリック・サティ『ジムノペディ第1番』
A life of ease


