群馬県×デザインのアイデア#15「高橋」
2024年5月は、高崎駅の開業140周年ということです。開業は1884年(明治17年)ということで、大変な歴史のある駅だったんですね。
ということで、今回は高崎駅140周年にまつわるグラフィックデザインのアイデアを考えたいと思います。ポイントは明治から令和までの長い歴史を表現できるか、また電車、鉄道の周年ではなく、駅のアニバーサリーという点も踏まえて作れるといいのですが。
そこで考えたのは駅員の今昔を表現できないかということです。その時思い出したのが、2020年にJR駅員の制服がリニューアルされたことでした。明治時代の制服と、最新の令和の制服の対比で、歴史の表現につなげてみようと思います。というわけで、まずは制服を描いてみます。
かわいい感じで描いてみました。ここに顔を入れてみます。制服の違いを現すため、二人の表情には差はつけません。
開業当時の高崎駅に二人を並べてみます。蒸気機関車から噴き出したような煙も加えて完成です。
1枚の絵で、シンプルにノスタルジックな感じと、レガシーへのリスペクトが表現できたのではないでしょうか。