中小製造業の健康経営は「測る」ことから 体組成測定会で見えた、己を知る大切さ
パイプが繋ぐご縁を大切に。新卒入社してから株式会社MATSUMURAの4代目社長を務めています古川です。
健康経営というと、「何か新しい制度を作らなければ」と身構えてしまう経営者の方も多いのではないでしょうか。
私が日々感じているのは、制度を作ることよりも、良い情報を社員一人ひとりに届ける仕組みを持つことが、小さな会社の健康経営では大切だということです。
今回は、最近あった実例を交えて、外部の専門家とのご縁を社内に広げる3つのコツをお話しします。
きっかけは、一つのご縁から
先日、カイロプラクティックサロンSoleilの吉田香澄様が、MATSUMURAへお越しくださいました。
そのご縁で、身体の不調を感じる方向けの「身体チェック実践モニター」の情報をいただきました。
・施術の流れは、カウンセリング、身体チェック、施術、セルフケア提案
・モニターでも、他の患者様と変わらない施術を受けられる
・越谷市と深谷市のどちらでも利用できる
MATSUMURAはザスパ群馬のルミナスパートナーでもあり、こうした地域のご縁が、社員の健康を支える情報にもつながっています。
コツ1:もらった情報は、その日のうちに「社内の言葉」にする
どんなに良い情報も、そのまま渡しただけでは社員には届きません。
今回は、いただいた内容をすぐにA4・1枚のチラシにまとめ、社内へ展開しました。
ポイントは3つです。
・写真やイラストを入れて、パッと見て分かるようにする
・料金、期間、場所、予約方法など、行動に必要な情報を1枚に集める
・「社長が共有したいと思った理由」を一言添える
情報は、早く、分かりやすく、顔の見える形で出すほど、社員の目に留まります。
コツ2:メールを持たない人にも、人から人へ届ける
製造業の現場では、全員が会社のメールを使っているわけではありません。
一斉送信しただけでは、届かない人が必ず出てきます。
そこで今回は、メールを受け取った人から周りの人へも伝えてもらうようにお願いしました。
会社が一方的に配るのではなく、社員同士の声掛けで広げる。
この「巻き込み」が、健康経営を自分ごとにしてくれると考えています。
コツ3:現状を知り、学びの場につなげる
MATSUMURAでは先日、社内で体組成測定会を開きました。
健康への取組は、まず自分を知ることからです。
今回のご縁では、Soleil様が社員アンケートを作ってくださることになりました。
そのアンケートの結果をもとに、来年1月頃には、社内で講義を開催する予定です。
・知る(測定会、アンケート)
・学ぶ(専門家による講義)
・整える・続ける(施術、セルフケア、日々の運動)
この流れで進めることで、社員の関心から外れにくい取組になると考えています。
まとめ:健康経営は、会社の中だけで完結しない
MATSUMURAは、健康経営ネクストブライト1000の認定企業です。
代表の私を含めて6人の健康経営アドバイザーがいます。
それでも、社内の力だけで社員の健康を支えられるとは思っていません。
地域のお店や専門家、行政の皆様とのご縁を、社員に分かりやすく届ける。
その積み重ねが、健康経営の土台になります。
もし、この記事を読んでくださった経営者や担当者の皆様の周りにも、外部から良い情報が届いているのに、社内に広げきれていないと感じることがあれば、まずは「1枚のチラシにして、人から人へ渡す」ところから始めてみてはいかがでしょうか。


