不透明な時代を生き抜く経営マインド。中東情勢の危機を「社内改革のチャンス」に変える選択
地域ニュースで目にした地元のSBT認定取得の話題から、今中小企業に求められている脱炭素経営(GX)の必要性と、株式会社MATSUMURAが取り組む「持続可能なものづくり」について解説します。
みなさん、こんにちは。株式会社MATSUMURA 代表の古川です。
先日(2026年8月15日付)の上毛新聞で、高崎市の鐵栄鋼商様が「中小企業版SBT認定」を取得されたというニュースを拝見しました。
高崎信用金庫様やe-dash様と連携し、若手社員を中心に勉強会を開きながら前向きに取り組まれている姿勢に感銘を受けるとともに、群馬県内の製造業・地域産業においても脱炭素経営の輪が確実に広がっていることを強く実感しました。
実は、私たち株式会社MATSUMURAも2024年に「中小企業版SBT認定」を取得しております。
地域の仲間であり、ものづくりを支える同業者様がこうして脱炭素に挑戦される姿を見るのは、非常に心強く励みになります。
なぜ今、中小企業にSBTが必要なのか?
SBT(Science Based Targets)とは、パリ協定が目指す「世界の気温上昇を抑える」という目標に沿った、科学的根拠のある温室効果ガス削減目標のことです。
かつて「脱炭素」や「CO2削減」といえば、大企業の取り組みというイメージが強いものでした。
しかし現在では、サプライチェーン全体でのCO2排出量管理(Scope 1〜3)が強く求められる時代へとシフトしています。
大手メーカー様をはじめとする取引先から「CO2削減目標や具体的な進捗状況」を尋ねられる機会は、今後さらに増えていきます。
つまり、中小企業にとって環境配慮への取り組みは、単なるCSR(社会貢献活動)ではなく、「これから先もパートナーとして選ばれ続けるための必須条件」なのです。
MATSUMURAが実践する「一歩先」の環境アプローチ
MATSUMURAでは「周りが始めてから慌てるのではなく、地域に先駆けて準備を進めよう」と考え、2024年にSBT認定を取得し、2030年に向けた明確な削減目標を掲げて活動を展開しています。
具体的な現場での取り組みとしては、以下のような施策を一つひとつ確実に進めています。
・工場設備および照明の全館LED化・省エネ推進
・水素炉の導入による、FCV(燃料電池車)向け高精度パーツ加工(クリーンエネルギー社会への貢献
・パイプ加工のワンストップ対応による製造工程の最適化と、材料・エネルギーロスの徹底削減
環境負荷の低減と、創業以来培ってきた「高精度・高品質」の技術力。この両立こそが、これからの製造業に求められる責務であり、当社の最大の強みだと考えています。
地域全体で「強い群馬のものづくり」を創る
新聞記事の中で鐵栄鋼商の山田社長が「楽しみながら温室効果ガス削減に取り組みたい」とおっしゃっていましたが、この視点は非常に重要です。
義務感やコストとして捉えるのではなく、社員や若手メンバーとともに「より良い未来を創るための前向きな挑戦」として取り組むことが、企業の組織力や採用力の強化にもつながります。
地域の信用金庫様などの手厚いサポートを活用しながら挑戦する企業が増えることは、群馬県全体の産業価値を高めることにも直結します。
MATSUMURAも先行企業としての責任を持ちながら、地域の皆様と切磋琢磨し、持続可能な未来と「選ばれ続けるものづくり」を目指して邁進してまいります。
経営課題としての脱炭素対応や、高精度パイプ加工に関するご相談などがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!


