防災の日 瓦は地震に強い施工ができる！ということ
こんにちは！渡辺瓦の渡辺です。
最近の日本列島あっちこっちで地震が頻発してます。
今のところ岐阜県では大きな被害のある地震はありませんが、震災はいつ起こるかわかりません。
前回保険のお話をしましたが、今回は無料で診断してもらえる耐震診断のお話です。
岐阜県は現在各市町村で申し込める無料の耐震診断を受けることができます。
■補助の対象となる木造住宅
昭和５６年５月３１日以前に建設（着工）された木造の「一戸建ての住宅、長屋、共同住宅」（※１）のいずれかで、特殊な工法（※２）を用いていないものです。（※３）
※１店舗兼用住宅（店舗部分の床面積が１／２未満）も含みます。
※２工法は、在来軸組工法・枠組壁工法・伝統的構法が対象となります。丸太組工法・プレハブ工法は対象外です。
※３ただし、市町村が実施する無料診断は一戸建ての住宅に限ります。
■申請方法
木造住宅が所在する市町村の耐震補助担当窓口に申し込んでください。診断業務を行う専門家の派遣など、必要な手続きは行政で行います。
詳しくはこちら
http://www.pref.gifu.lg.jp/shakai-kiban/kaihatsu/jishin-taisaku/11655/taishin/mokuzou1.html
そうして耐震診断をうけていただき、補強にはいるのですが、こちらも、補助金があります。
該当する方は是非申請してみてください。
http://www.pref.gifu.lg.jp/shakai-kiban/kaihatsu/jishin-taisaku/11655/taishin/mokuzou2.html
大掛かりな工事でも大丈夫というお話でしたら、まず土葺きのお宅は、屋根にのっている土を下して、
軽い瓦に替えてしまうのが実は何トンという重さがなくなり、かなりの耐震になります。
土葺きというのは、簡単に説明すると屋根に土をのせて粘土かわりにして瓦をのせていく方法です。
つまり、屋根一面に土が乗っている感じです。（今現在は釘でひっかけて瓦を打ち付けていく方法がメインです）
なので、土を下してしまうだけで、かなり屋根から家にかかる負担が減るわけです。
さらに軽くしたい場合は、トタン屋根に変更されれば、コストも抑えられ、さらに軽くなります。
因みに地震に弱いといわれている瓦屋根は新築ですと、震度７まで耐えられるという実験結果がありますので、ご安心ください。
当店は瓦屋根専門店ですので、やはり瓦お勧めします(笑)
因みの動画はこちら
http://www.kawara.gr.jp/mv/mv.shtml
しかし葺き替えには相当な費用がかかります。
全体のリフォームになった場合は、数百万の出費なんてこともざらです。
そこまではできないけど、まずは屋根を軽くして、家の負担をへらすという方法なら、数十万で可能です。
そこで、今回は棟に注目してみました。
屋根の一番上を棟といいます。
一番上なので、ここが倒壊すると、雨漏りします。
昔の住宅はこの棟を必要以上に高く積んでいました。流行もありますが、現代とちがい、屋根を凝るのは富の象徴でもあり、外からみえる場所なので、派手にする傾向がありました。
この棟、瓦を高く積み上げているので、当然高ければ高いほど、重くなります。
瓦の重量と接着につかう泥など含めてかなりの重量です。
そこで、耐震に不安がある場合はまず棟を低くする事をお勧めしています。
瓦を二段低くするだけで500㌔程度は軽くなります。
500㌔といいますとお相撲さん二人から三人が屋根にのっている感じです。
上の写真のお宅は８段棟がつんであります。
下の写真のお宅は６段。比べてみても特におかしくはありません。
修理で1段低くなる事は多いので、２段程度なら見た目もおかしくはありませんし、低い方が当然倒れにくいです。
ただやみくもに低くすると、鬼瓦とのバランスが悪くなるので、そこはご相談のうえ工事させていただいてます。
一度には補強できないけれど、出来るところから補強も重要です。
下の写真は棟の高さは変わってませんが、鬼瓦を小さくして、棟も平たくしてあります。
これだけで、地震対策、降雪対策になります。
今の瓦は軽量化しているので、瓦を交換するだけで、軽くなるのです。
この補強、以前のコラムにもあるように、耐震補強の補助金、そして棟が傷んでいる場合はご加入の保険（保険内容によって違います）がつかえます。
なんと、費用をあまりかけずに耐震補強ができるのです。
参考までに、↓ここで当社が工事したお宅の修理費用がわかります
http://ameblo.jp/watanabekawaraten/entry-12159925280.html
またその他の修理価格はこちらから
http://mbp-japan.com/gifu/kawaraya/service1/
岐阜県の耐震補強補助金算出方法が以下にあります。
http://www.pref.gifu.lg.jp/shakai-kiban/kaihatsu/jishin-taisaku/11655/taishin/mokuzou2.data/santei.pdf
ご参考までに。
保険の申し込には、お見積もりが必要です。
まずは、耐震審査、点検お見積もりを是非！
詳しい手順はこちらのコラムにあります(*^_^*)
http://mbp-japan.com/gifu/kawaraya/column/1609/
また当店ではラインで簡単お見積もり、ご相談も受け付けています。
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当店の修理価格こちらから
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現在は郡上市内の方で、当社で一度でも工事されたかた、今後屋根の修理工事するなら当社に任せると決めていらっしゃる方に限らせていただいてます。
登録していただければ無料で定期的に点検をおこないます。
また、瓦の種類、修理歴などすぐに確認できますので、修理やお見積もりも迅速にすみます。
但し、無料点検の日時はお選びになれません。点検は留守でも行います。
この２点をご了解の上お申し込み下さい。
点検後、点検終了カードをポストに入れさせていただきます(*^_^*)
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お電話、メール、ライン、ＨＰのフォーム、ＦＡＸで以下の内容をお送りください
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過去当社で工事したことがある方はその内容や年度（お分かりになる範囲で構いません）
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