Mybestpro Members

古田昌也プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

「鳥のフン」や「松ヤニ」を放置したら、洗車しても取れない「謎の陥没」ができた

古田昌也

古田昌也

テーマ:くるまのキズへこみコラムはじめました。

「鳥のフン」や「松ヤニ」を放置したら、洗車しても取れない

岐阜市周辺で大切なお車に乗られている皆様、こんにちは。「くるまの総合病院」フルタ自動車鈑金の古田昌也です。

いつものように車に乗ろうとした時、ボンネットや屋根に「鳥のフン」や、木の下に停めていた際の「松ヤニ(樹液)」が落ちているのを見つけた経験は、誰にでもあることでしょう。

「あーあ、汚れちゃったな。でも今週末に洗車するから、とりあえずそのままでいいや」

そう思って数日、あるいは数週間放置してしまい、いざ洗車機に入れたりスポンジでゴシゴシ洗ったりした後に、思わず目を疑うような光景に直面したことはありませんか?

「汚れは落ちたのに、フンがあった場所の塗装が溶けたように凹んでいる…!?」

「拭いても拭いても取れない。これって単なるシミじゃなくて、陥没してる!?」

ただの汚れだと思っていたものが、愛車のボディに「謎のクレーター」を作ってしまった。購入したお店に持っていったら「これはボンネットを1枚全部塗り直すしかありませんね。15万円ほどかかります」と言われて絶望している……。



実は今、こうした「酸性ダメージによる塗装の陥没トラブル」でお悩みの方が非常に増えています。
今回は、なぜ鳥のフンや樹液が塗装を凹ませるのか、そしてフルタ自動車鈑金が提供する、高額な全塗装を回避するための「限界ギリギリの特殊修復術」について、プロの視点から詳しく解説いたします。

なぜ洗車しても取れない?「謎の陥没」の恐ろしい正体


鳥のフンや松ヤニ(樹液)によるシミや凹み。多くの方は「頑固な汚れがこびりついているだけ」と考え、コンパウンド(研磨剤)入りのワックスで一生懸命磨こうとします。
しかし、いくら磨いても綺麗にならないのには明確な理由があります。それは、汚れがついているのではなく、塗装そのものが「化学火傷」を起こして溶けてしまっているからです。

1. 鳥のフンは「強力な酸性」


鳥のフンには、強い酸性を持つ尿酸や、消化しきれなかった木の実の油分、昆虫のタンパク質などが含まれています。これが車のボディに付着したまま、太陽の熱(紫外線)を浴びるとどうなるでしょうか。
熱によって化学反応が一気に加速し、車の一番上にある「クリア層(ツヤを出すための透明な塗装)」を強烈な勢いで酸化させ、溶かしてしまいます。

2. 松ヤニ(樹液)は「接着剤+酸」


キャンプ場や公園の木の下に駐車した際につきやすい樹液も非常に厄介です。樹液は接着剤のように強力にボディにへばりつく上、放置すると塗装の内部へと浸透し、クリア層を収縮・ひび割れさせてしまいます。

つまり、洗車後に現れた「謎の凹み」は、酸によって車の皮膚(クリア層)が溶かされ、すり鉢状にえぐれてしまった跡(クレーター)なのです。

車を購入したお店で全部塗ると言われてしまう理由

この陥没に驚き、慌てて車を購入したお店や一般的な車検チェーン店に相談に行くと、多くの場合「ボンネット(またはルーフ)の全塗装になりますね」と、数万円〜十数万円を超える高額な見積もりを出されてしまいます。

「たった数センチのシミのために、なぜ全部塗り直さなきゃいけないの!?」と疑問に思うかもしれません。

例えば、ディーラーの修理マニュアルでは、品質を均一に保つために「部分的な塗装はNG」とされていることが多く、少しのダメージでもそのパネル1枚をすべて削って、下地から新しく塗り直すという手法をとります。もちろん、それが一番確実で綺麗になる方法ではあるのですが、お客様のお財布には優しくありません。

また、カー用品店などで売られている「キズ消しコンパウンド」で素人の方が無理に磨こうとするのも非常に危険です。すでに酸で薄くなっているクリア層をさらに削り取ってしまい、その下にある「カラーベース(色がついている層)」まで露出させてしまうと、本当に取り返しのつかない事になってしまいます。

フルタ自動車鈑金だからできる「再塗装を回避する修復術」


岐阜市で長年「くるまの総合病院」として腕を磨いてきたフルタ自動車鈑金では、「なんとか費用を抑えて、元通りに近づけられないか」というお客様の切実な声にお応えするため、全塗装を避ける「クリア層の部分修復技術」をご提案しています。

この修理法は、酸のダメージが「一番上のクリア層」で留まっている場合にのみ使える、プロフェッショナルならではのギリギリの技術です。

ステップ1:ミリ単位の「削り」と「磨き」


まず、陥没してクレーター状になった段差を滑らかにするため、専用の極細目ペーパーを使い、塗装の厚み(膜厚)を測りながら、カラー層を傷つけないよう慎重に周囲のクリア層だけを削っていきます。これは熟練の職人の感覚が問われる、まさに「薄氷を踏む」ような繊細な作業です。

ステップ2:スプレーガンによる「専用クリアの補充」


段差が滑らかになったら、削り取って薄くなってしまった部分に、スプレーガンを使って高品質なウレタンクリア塗料を「補充」するように部分塗装を行います。市販の缶スプレーなどでは絶対にできない、プロ専用の強固なクリア膜を再形成します。

ステップ3:赤外線ヒーターでの完全硬化と最終研磨


塗装後は赤外線ヒーターでしっかりと中まで焼き付け硬化させます。最後に、ポリッシャー(研磨機)を使って、新しく塗ったクリアと元々のクリアの境目を消すように磨き上げます。

この特殊な工程により、「高額な全塗装をせずに、陥没した部分だけをピンポイントでツルツルに復元する」ことが可能になります。費用も全塗装見積もりの半額以下で収まるケースが多く、お客様から大変喜ばれている当店の隠れた人気メニューです。

他店と何が違う?フルタ自動車鈑金が選ばれる理由


「じゃあ、どこの鈑金屋さんでも同じように直してくれるの?」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

違い1:「修理の選択肢」の多さ


「全塗装しかありません」と一つの答えしか出さないお店に対し、私たちは「くるまの総合病院」として複数の治療方針をご提案します。
「費用をかけて完璧に直す全塗装」「予算を抑えて目立たなくするクリア補充」「今回は磨きだけでギリギリまで目立たなくする応急処置」など、お客様のご予算と「どこまで綺麗にしたいか」という想いに徹底的に寄り添う提案力が、当店の最大の強みです。

違い2:最新設備と職人の技術の融合


部分的なクリア塗装は、少しでも誤ると「塗った境目」が白く濁ったり、数年後にそこから塗装が剥がれてきたりするリスクがあります。当店は、最新のデジタル設備(測色機や赤外線乾燥機)と、長年培ってきた職人の「手先の感覚・目利き」をハイブリッドさせることで、一生ものの美しい仕上がりをお約束します。

違い3:「放置してしまった罪悪感」を否定しない接客


お客様の中には、「自分が洗車をサボって放置したせいでこんなことになってしまい、車屋さんに呆れられるんじゃないか…」と、恥ずかしさから相談をためらう方が非常に多くいらっしゃいます。
しかし、フルタ自動車鈑金が掲げるのは「サービス業としての鈑金」です。私たちは、お客様を責めたり、専門用語で上から目線で説教したりすることは絶対にありません。「鳥のフン、本当に厄介ですよね。よくあることですから、落ち込まないでくださいね!」と、お客様の心に寄り添い、笑顔でお迎えいたします。

手遅れになる前に!まずは「くるまの総合病院」にご相談を


鳥のフンや松ヤニによるダメージは、「時間との勝負」です。
放置すればするほど酸が下地(鉄板)に向かって深く浸食し、やがてカラー層や鉄板まで到達してサビを引き起こします。そうなってしまっては、今回ご紹介した「クリアの部分補充」では対応できず、本当に高額な板金塗装が必要になってしまいます。

「洗車しても取れない謎のシミ・凹みがある」

「車を購入したお店で全塗装と言われて、高くて諦めかけている」


そんな時は、どうか一人で悩まずに、手遅れになる前にフルタ自動車鈑金へ愛車をお見せください。

岐阜市内に「織田塚店」と「雪見店」の2店舗を構え、地域の皆様の「かかりつけ医」として、いつでも気軽にご相談いただけるカフェのような明るい環境を整えております。

もちろん、「ちょっと見てもらうだけ」「見積もりだけ」でも大歓迎です!
お客様の愛車の美しいツヤを取り戻すため、私たちが持てるすべての技術とまごころを提供いたします。お気軽にお問い合わせください。

【ご相談・お問い合わせ】
フルタ自動車鈑金(株式会社フルタ)
・公式サイト:[https://www.furuban1551.com/](https://www.furuban1551.com/)
・織田塚店:岐阜県岐阜市織田塚町1丁目12-1
・雪見店:岐阜県岐阜市雪見町1丁目5-17
・お電話:058-246-1551(両店共通)
※営業時間:9:00~18:00(日曜定休)

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

古田昌也
専門家

古田昌也(整備士)

フルタ自動車鈑金 雪見店

高い技術で鈑金塗装修理を行うだけではなく、お客様の立場にたったサービスの提供を追及。職人気質な業界にサービス精神を取り入れ、お客様の役に立ちたいと考えている

古田昌也プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

サービス業の視点と職人技術を兼ね備える鈑金塗装修理のプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ岐阜
  3. 岐阜の趣味
  4. 岐阜の板金塗装・車塗装
  5. 古田昌也
  6. コラム一覧
  7. 「鳥のフン」や「松ヤニ」を放置したら、洗車しても取れない「謎の陥没」ができた

古田昌也プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼