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最強クラスの大寒波。ジーゼルエンジンは特に注意が必要

古田昌也

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テーマ:避難・被災・緊急時

みなさん、こんにちは。岐阜市で自動車のキズへこみ板金(バンキン)塗装修理専門工場
青いカンバンが特徴的な フルタ自動車鈑金 (古田板金)古田昌也です。



この冬一番の「最強寒波」


この冬一番の「最強寒波」が7日からやってきそうです。平地でも大雪になるおそれがあり、気象台は交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。
特に7日から9日にかけて今シーズン「最強の寒波」が流れ込む見込み県内では平地でも大雪となるおそれがあります。スタッドレスタイヤへの交換やタイヤチェーンの需要も高まっています。一方、ホームセンターでは水道管のパイプカバーも寒波に備えて数が少なくなっているように見えました。

最強クラスの大寒波。ジーゼルエンジンは特に注意が必要


最強クラスの大寒波が到来すると、ジーゼルエンジンは特に注意が必要です。ガソリンスタンドで給油する軽油に原因があります。給油できる軽油は実は5種類もあります。軽油は販売される季節や地域により5種類を使いわけています。主な違いは流動性が保たれる最低温度の「流動点」にあります。気温が低くなると軽油に含まれるパラフィン分が固まってきて、目詰まりや燃料ポンプが摩耗しやすくなります。
温暖な沖縄では年間を通じて「特1号」を使用しています。関東では夏(6~9月)が「特1号」、冬(12~3月)が「2号」、それ以外の時期が「1号」『3号』『特3号』は寒冷地用の軽油です。『3号』は中部の山岳部や東北以北の冬に、『特3号』は道南を除く北海道の1~3月にのみ使用されます。

対策は


軽油が低温に弱く蒸留温度の違いは、石油製品の特性にも表れる。わかりやすく説明すると、低い温度でも蒸発する「ガソリン」は、常温でも火種が近くにあれば引火するという特性があります。これに対して高温で蒸留する「軽油」は、低温では着火しにくいという特性で、その分だけ低温で凍りやすく、氷点下の環境などでは徐々に粘度が増し、次第に固まってしまう。そこで、寒冷地以外のエリアでは、真冬でも「2号」の軽油が販売されているケースがほとんどです。これを知らないで「2号」の軽油を満タンにして出発した後、寒冷地で長時間駐車してしまうとエンジンがかかりにくくなる恐れがありますので注意が必要です。寒冷地以外のエリアからディーゼル車でスキー場などに向かう場合には、現地に到着するまでに必要な量だけ給油しておいて、寒冷地用の「3号」もしくは「特3号」が販売されているエリアで満タンにした方がいいですね。

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古田昌也
専門家

古田昌也(整備士)

フルタ自動車鈑金 雪見店

高い技術で鈑金塗装修理を行うだけではなく、お客様の立場にたったサービスの提供を追及。職人気質な業界にサービス精神を取り入れ、お客様の役に立ちたいと考えている

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