2015年12月9日 次期新型プリウス
こんにちは 岐阜市の自動車キズ・へこみ・板金塗装修理専門工場
青いカンバンが特徴的な フルタ自動車鈑金 (古田鈑金) 古田昌也 です。
そもそもエンジンブレーキとは、一体どんなブレーキのことを言うのでしょうか?エンジンブレーキは、エンジンの回転を利用したブレーキのことで、ギアをシフトダウンする事で回転を抑制しスピードを落とす仕組みになっています。そのため、フットブレーキやサイドブレーキのような装置的なものではなくギアによって自然に働く制動力のことを言うんですがこれは、フットブレーキを使い続ける事により発生するベーパーロック現象及びフェード現象の抑制にも効果を発揮するため、車を運転する上で覚えておきたいテクニックの一つと言えます。
AT車のエンジンブレーキ手順
1.アクセルを離す
2.Dから「O/D機能をオフ」か「2にシフトダウン」する
3.フットブレーキを使いながら速度を落とす
4.更に速度を落としたい場合は「O/D機能をオフ」か「2から1にシフトダウン」する
5.フットブレーキを使いながら速度を調整する
AT車は、Dレンジからシフトダウンするとことで、軽いエンジンブレーキが掛かり、更にシフトダウンしていくと、より強いエンジンブレーキを使うことができます。また、車によっては、シフトレバーにO/D(オーバードライブスイッチ)が付いている事があります。坂道の勾配や速度に応じて適切なギアを選び、フットブレーキと併用して速度を落とす様にしましょう。
※CVT車のエンジンブレーキ手順
1.アクセルを離す
2.DからSにシフトダウンする(Sが無い場合は項目4へ)
3.フットブレーキを使いながら速度を落とす
4.更に速度を落としたい場合はLにシフトダウンする
5.フットブレーキを使いながら速度を調整する
CVT車の構造上、SレンジやLレンジにシフトダウンしたからと言って、すぐに速度が変わるということはありません。そのため、ある程度はフットブレーキで減速しながら速度を調整する必要があります。近年は燃費向上のためにCVTが採用され始めています。