水泳を楽しく笑顔で学べる教室で健康な身体づくりを（2/3）

泳ぐための筋肉や身体の動かし方を知ることも大切なポイント

　日本体育協会の水泳指導員の資格を持つ齋藤さんの指導は、「的確で安心。そして、泳ぐことが楽しくなる」と好評を得ています。活動拠点の一つである郡山ユラックス熱海のプールでは、小学生を対象とした「ジュニアコース」、18歳以上を対象とした「成人コース」をはじめ、マスターズ大会出場者を対象とした教室、小中学校の長期休み向けの短期教室、小さなお子さんと保護者を対象にした親子教室などを開催しています。成人コースでは健康増進のために水泳を始める方も多く、40代から70代までの方が思い思いに水泳を楽しんでいます。

　「水泳教室で大切にしていることは、『意識する』『感じる』『動かす』。レッスン開始後すぐに泳ぎ始めるのではなく、15分位は泳ぐための筋肉や身体の動かし方などを説明しながら準備運動をしています。意識して身体を動かすことで泳ぎが変わるんです。参加者の皆さんから『身体の使い方がわかって肩こりがよくなった』とか『泳ぎやすくなった』という声をいただくのも嬉しいです」。

　まずは、水泳の基礎や基本を伝えて、その後はクロールから背泳ぎ、平泳ぎへとスムーズに種目が移行できるような教え方を心掛けているという齋藤さん。泳げない人でも必ず顔をつけて泳げるようになるとか。「皆さん、イキイキととても楽しそうです。健康な身体を保ちながらずっと続けられるようにサポートしていきたいです」と話す齋藤さんの存在が何より心強いです。

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