水泳を楽しく笑顔で学べる教室で健康な身体づくりを（1/3）

選手だった経験を生かし、一人ひとりに合ったレッスンを提案

　習い事や趣味として世代を超えて根強い人気がある水泳（スイミング）。人生100年時代と言われる今、シニアライフへの備えとして健康な身体をつくる水泳が注目されています。

　「お一人お一人の目的に合わせながら、無駄なく、きれいに長く“らく”に泳げることを目標にレッスンをしています」とおだやかな笑顔で話す齋藤陽子さん。小学生から水泳を始め、選手として活躍した後に20代で水泳指導員の資格を取得。結婚・出産・子育てを経て、30代半ばであらためて「水泳を教えたい」という思いが強くなり、再び指導員の資格を取得したそうです。

　「その当時は常勤で仕事をしていたので、単発で市の水泳教室の指導をさせていただいていました。同時期に水泳大会の競技役員や審判員などをさせていただき、水泳選手はこんなに多くの人に支えられているのだと実感。自分が選手だった頃を思い出し、お世話になった方にあらためて感謝の思いが募りました。そのことを機に、私も水泳をする人や始めたい人のお手伝いをしたいと思いました」。

　現在は、市内の施設や学校での水泳教室やパーソナルレッスンなどで、未就学児から70代までの生徒さんを指導しています。それぞれの特性や特徴を理解した教え方で丁寧にサポートする姿勢は幅広い世代に信頼されています。

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