動画で“納得の上達”をサポートするー感覚のズレを埋める「動画フィードバック」

齋藤陽子

齋藤陽子

テーマ:水泳レッスン

「泳ぎの可視化でフォームを最短修正」


技術的な壁にぶつかっているとき、練習量だけでは乗り越えられないことがあります。
「何度も指摘されるのに、直っていない」と感じたことがあるなら、それは感覚と実際の動きのズレが原因かもしれません。

人は自分の泳ぎを見られないまま、コーチの言葉と自分の体感だけを頼りにフォームを修正しようとします。
しかし、水中という特殊な環境では感覚の精度に限界があるのです。

個人レッスンでは、こうした感覚と実際のギャップを埋めるために、動画撮影によるフォーム分析を取り入れています。
水面上・水中両方から撮影することで、たとえば以下のような技術的ポイントを可視化できます。


  • ストリームラインが崩れている瞬間
  • プルの軌道が体から外れている位置
  • キックが上下にぶれている角度
  • タイミングのズレ(呼吸とストロークの連動)
  • 体の左右差や回旋の偏り



映像をスロー再生・コマ送りしながら説明することで、これらの課題を視覚的・具体的に理解してもらえます。
その場で「こう動かしているつもりだったけど、実際はこうなっていた」と気づくことが、技術の修正を加速させます。

さらに、撮影を継続的に行うことで、改善の過程も“見える化”されます。これは上達を数値ではなく映像で確認できるという、大きなモチベーションになります。

単に「頑張って泳ぐ」のではなく、課題を論理的に、正確に修正していくための手段として、動画は非常に有効なツールです。



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齋藤陽子プロは福島放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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