手入れをすることで未来につないでいける価値ある住まいを提案（1/3）

大工×建築士。ものづくりの技術を生かして新築からリフォームまで対応

　「住み心地がよい、寿命の長い家づくりを通じてお客さまと強い絆を結びたいと思っています」と話すのは、「legariss（レガリス）加藤建築」の加藤裕和さん。福島県の県北エリアを中心に、一戸建て住宅の新築、増改築を含めた維持管理、リフォーム、リノベーションなどに対応しています。

　「当社では提案、プランニング、設計、施工、管理までワンストップサービスを提供しています。私は大工でありながら建築士でもあります。一般的には分業している場合が多いのですが、建築士として設計や現場監理を行いながら、職人として大工仕事もしています。お客さまの細かな要望も私自身がすべて把握した上で、工事を進めていけるのが強みです」

　同社は、「30年先の未来にも価値が認められる家」をコンセプトに掲げる住宅ブランド「HOMA」の取扱店。同ブランドが展開する「一流建築家とゼロから創り上げる世界にただ一つの自由設計」をテーマにした注文住宅と、「高いデザイン性と暮らしやすさを両立」をテーマにした規格住宅を手掛けています。

　オリジナリティーあふれる住まいづくりに取り組む一方で、日本の伝統が生きる和風住宅も得意としています。加藤さんは、文化的価値の高い木造建造物を次世代に引き継ぐ伝統再築士としても活動。古民家をリフォームするなど、月日を重ねた住まいの保存、有効活用にも取り組んでいます。

　「住宅は、建てた時点がゴールではなくスタートです。築年数と共に価値が下がる家ではなく、手入れをしながら何十年先も豊かな暮らしが営める住まいを目指しています。用いる素材にもとことんこだわり、快適で災害に強い家をご提案します」

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