贈与も節税も「木を見て森を見ず」では意味がない。

長谷川健

長谷川健

テーマ:遺言書

相続税対策の一つに生前贈与がありますが、
金融商品を利用した贈与プランはその後のメンテナンスやアドバイスがされていない
売りっぱなしのケースが多いのに驚きます。

さらに、もらう立場(子や孫)の方が、
その有難みをあまり感じていなかったりすると憤りさえ感じる場面があります。

相続対策の全般に言えることですが、合理的なテクニックが先行すると良い対策になりません。

財産がわたる時に一番大切なことをすっ飛ばしてしまうと、
たとえ、節税効果を得られ、法的な手続きが出来てたとしても家族の心がバラバラに・・・。

それでは本末転倒。

コンサルタントは営業マンになってしまってはダメです。
コンサルタントは手続きマンになってしまったらダメです。
コンサルタントは責任を持たなければダメです。



時には、厳しい意見も述べて想いを持って考え方を教える。
そして、その人の人生に本気になる。
だから、クライアントさんにも本気になってもらう。

私はそれが伝わらない方のサポートはしません。

財産にはその人やその親や先祖の人生が詰まっています。
贈与であれ相続であれ、その財産が移るということは尊いこと。

「木を見て森を見ず」

そんな対策にならないように。

想いをつなぐ「想続」であれ。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

長谷川健
専門家

長谷川健(相続コンサルタント)

株式会社ハセプロ

シニアの想談窓口®を運営。遺言と生前契約と生命保険を活用し問題解決を行う。また、親の家の片づけ・空き家問題など、プロ集団を結成し、感動と共感をテーマにコンサルティングを行う。相談実績は6500件超。

長谷川健プロは福島放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

老後と相続の問題解決コンサルティングのプロ

長谷川健プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼