健康経営優良法人2023に認定されて思うこと
おかげさまで「社会保険労務士」開業10年目となりました!
皆さま、いつもありがとうございます。
実は、8月1日に社会保険労務士として開業してから丸10年を迎えることが出来ました。
今振り返ると、たくさんの方々に支えられ今の自分があることに気付かされます。
そして、皆さまに「社会保険労務士」に育てていただきました。
本当にありがとうございます。こころから感謝申し上げます。
10年を経てやっと「社会保険労務士」を名乗らせていただけることにしっくりくる感覚を覚えたり
「社会保険労務士」の社会的意義について、より深く感じるようになりました。
なぜ鈴木慎太郎が「社会保険労務士」を目指すようになったのか
私は元々、大学卒業後、地元の郵便局勤務から職業人としてのキャリアをスタートさせました。
その後、運良く霞が関での勤務経験などを積むことができましたが、体調を崩してしまい、
その結果として離職せざるをえなくなりました。
今思うと明らかな働きすぎで、期待に応えたかったがむしゃらな気持ちが強く、
すべてにおいてバランスを取るという意識がないまま環境に流されていたと感じます。
そして、離職を契機に、自分の人生を真剣に考えました。
とは言っても、まずは時間をかけてカラダとココロを整え、ようやく、これからを考え始めることができました。
その状況になるまでには長い月日が経っていて、
そう簡単に気持ちを変えられないほどのダメージを追っていたこともここで付け加えます。
自分の人生において、大きな大きな変化の時でした。
正直にお伝えすると、復活までの道のりは本当に長く苦しいものでした。
その体験から、自分と同じ状況に陥ってしまう人を少しでも減らしたい!そんな気持ちで、
「社会保険労務士」を目指して新しい勉強を始めました。
「職業人の幸福を最大化すること」とは
弊所の経営理念として
「経営者・労働者が互いに活き活きと明るく健康に働ける場を創り、職業人の幸福を最大化すること」
を掲げております。
自らの経験により、労働者が活力にあふれた毎日を送ることができる素晴らしさ、大切さを思うようになりましたが、
社会保険労務士として様々な企業の皆さまと関わらせていただく中で、
経営者、労働者どちらかだけが良ければよいものでは決してなく、
共にパートナーとなって、お互いの立場を大切に組織を盛り上げ育んでいける環境を作る、
そのためのサポートが必要だと感じるようになりました。
だからこそ、「社会保険労務士」の果たす意義は大変に大きいと日々感じております。
例えば就業規則の作成は、単に文字だけのルールブックではなく、その会社に働く従業員さんの人生に関わります。
解釈の違いでどちらか一方だけに有利になるものではなく、お互いの助けになるツールとして、
企業の未来への発展をサポートするツールとして在るもの、そんな風に考え方も変わって参りました。
だからこそ今、これまで自分が作成してきた就業規則について、そもそもの概念や、
各企業それぞれが歩んできた大切な歴史、そこから生まれる未来も意識しながら
根本から作り方をブラッシュアップしているところです。
「社会保険労務士」としてここから目指すもの
そもそも、自分が今社労士として活動ができるのは、開業当時から支えてくださった、
社労士の諸先輩方の存在があってのことです。
「研修で話す内容が変わってきたね」など、長く温かい目を持って見守ってくださったり、
大切なタイミングで適切な助言をくださる、
先を歩んでこられた先輩方に育てていただいたご恩を、これからはお返ししていく番です。
だからこそ、開業した社労士の皆さんが安心して業務を続けていけるような仕組みづくりや、
常により良い学びの場を提供できる場を整えること、
共に学ぶ素晴らしい仲間のご縁を繋ぐことなど、
これまでとは違った側面からの役割も意識しながら取り組むことを始めています。
そして、関わっていただく皆さまへはもちろん、その時々で最善と思われるサービスを提供するため自己研鑽に励み、
進化し続ける「浜通り社会保険労務士法人」を作って参ります。
せっかく出会えた「社会保険労務士」として生きる時間を大切に、
こころ新たに益々皆さまのお役に立てるよう精進して参ります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。