新1年生ママ・パパ必見!投力は“生きる力”の原点だった。その知られざる理由②
【集中力がない・落ち着きがない・すぐ怒る・自信がない・運動が苦手・勉強が伸びない】 それは「発達の空白化」かもしれません
最近、多く目にするキーワドです。
・集中力が続かない
・落ち着きがない
・すぐ怒る、キレる
・自信がない
・運動が苦手
・勉強が伸びない
多くの場合、これらは性格や努力不足として捉えられがちです。
しかし現場で子どもたちと向き合ってきて、これらの悩みには共通する背景があることが分かってきました。
それが 「発達の空白化」 です。
発達の空白化とは、本来幼少期に経験することで育つはずだった身体感覚や脳の働きが、十分に育たないまま成長してしまう状態を指します。
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6つの悩みと脳の関係
まず「集中力がない」という悩み。
集中力は前頭前野の働きと深く関係しています。
前頭前野は判断力や計画力、感情コントロールなどを担う脳の重要な部位です。
幼少期の運動経験や身体活動は、この前頭前野の発達を強く刺激することが知られています。
次に「落ち着きがない」。
これは身体のバランスや運動調整を担う小脳や体幹機能と関係する場合があります。
「すぐ怒る」「キレる」
といった感情コントロールの問題も、前頭前野と扁桃体の働きのバランスが関係します。
「自信がない」
という悩みは、実は身体経験と成功体験の不足から生まれることも少なくありません。
子どもは体を動かし、できたという経験を積み重ねることで自己効力感を育てていきます。
さらに「運動が苦手」
という問題は、小脳や感覚統合の発達と深く関係しています。
そして最後に「勉強が伸びない」。
これは学習能力の問題というよりも、集中力や判断力などの“学習の土台”
が育っていないことが原因である場合もあります。
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現場で起きた変化
私の教室(S.パワーキッズプログラム)では、発達・教育・脳科学の視点から子どもたちの発達の土台作りを大切にしています。
実際に教室では、
・落ち着きがなかった子が集中して活動できるようになった
・運動が苦手だった子が自信を持って挑戦するようになった
・負けると怒っていた子が感情をコントロールできるようになった
といった変化が見られています。
これらは単に運動能力が上がったというだけではありません。
身体活動を通して脳の働きが活性化し、発達の土台が整ってきた結果と考えられます。
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子どもの未来を広げる「発達の土台」
子どもの成長は、勉強だけでも、運動だけでも育つものではありません。
身体・脳・心がバランスよく発達することが重要です。
幼少期はまさにその土台を作る時期です。
もし今、
・集中力がない
・落ち着きがない
・自信がない
といった悩みがある場合、それは子どもの可能性が閉ざされているのではなく、まだ発達の土台が整っていないだけかもしれません。
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書籍で詳しく解説しています
今回出版した書籍では、
・発達の空白化とは何か
・なぜ子どもにその現象が起きるのか
・脳科学的な背景
・改善のための具体的な取り組み
について、現場の実践事例とともに詳しく解説しています。
子どもの未来を広げるヒントとして、ぜひ参考にしていただければと思います。
詳しくはコチラ(書籍のご案内)
筆者プロフィール
山崎憲治
発達・教育×脳科学統合理論 実践研究者
S.パワーキッズプログラムプログラム代表|北九州市
子どもの発達・運動・社会性の関係に関する実践研究と指導に長年携わり、子ども達の変化事例をもとに発信を行っている。
参考資料•参考文献
『幼児期運動指針』
文部科学省
『子どもの体力向上のための取組』
ジョン・J・レイティ
『脳を鍛えるには運動しかない』
成田奈緒子
『発達障害もどき』
日本発達心理学会
『発達心理学研究』
WHO(世界保健機関)
『子どもの身体活動ガイドライン』



