第7回投げる力が育てる社会脳と少子化の処方箋
現場の先生が驚いた「投げる力」 子どもの集中力と社会性を育て直す脳機能プログラム
「なぜ子どもが落ち着かないのか」
「なぜ切り替えられないのか」
「なぜ不登校・行き渋りが増えるのか」
教育現場の“説明のつかない現象”が増えています。
しかしこれは性格や根性の問題ではなく、
脳の切り替え機能の未成熟として捉える必要があります。
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投げる力は運動ではなく「脳の実行機能」
私は北九州で20年間、子どもの発達支援の現場に立ち続けてきました。
そこで確信しているのは、
投げる・避ける・反応する体験が
子どもの脳に直接スイッチを入れるという事実です。
脳科学的には前頭前野の働きである
判断
切り替え
衝動の抑制
感情の調整
が遊びの中で鍛えられていきます。
投力とは筋力ではなく、
社会で生きる脳の土台です。
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現場(奈良→福岡)の先生が驚いた“子どもの変化”
YouTube動画早起き雪合戦ゲーム 福岡県 VS 奈良県
研修後、奈良県の先生から次の声をいただきました。
「全員が、信じられないほど綺麗なフォームで、 夢中で速いボールを投げていたことに驚きました。」
さらに、
「感情のコントロールが難しかった子どもたちにも、 長期的に続けることで確かな変化が出ることに納得できました。」
現場を知る教育者だからこそ、
この変化の意味を深く捉えられたのだと思います。
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「痛くないボール」が学校導入を可能にする
このプログラムの特徴は、
当たっても痛くない安全なボールを用いることです。
先生はこう述べています。
「学校で広がれば、落ち着いて過ごせる子どもが増えるのではないか」
安全であることが挑戦を生み、
子どもは思いきり投げられる。
教育現場にとって重要な設計です。
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全国で最初に動いた指導者が奈良にいました
奈良で教室を運営するごんちゃん先生(@gonchan_taiiku)は
筑波大学大学院で体育・運動発達を研究
元小学校教員として現場経験を持ち
奈良で9年間支援を継続
専門性と現場性を兼ね備えた指導者です。
出会ってすぐ福岡まで足を運び、即実践を開始されました。
こうした指導者が全国への灯になります。
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20年間の実践と社会貢献
私たちはこの活動を20年間続けてきました。
教室収益の一部をユニセフを通じて
世界の子ども支援に寄付する取り組みも継続しています。
子どもを元気にすることは、
社会の未来を守ることだと考えているからです。
(まほうの〇WAプロジェクト 日本の子ども達を世界一元気に!)
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今後必要なのは「社会実装の器」
発達の空白化や逆行現象は、
一つの教室だけで止められる課題ではありません。
防ごう発達の空白化と逆行現象× 育てよう投力と社会脳https://s-powerkids.jp/kids2/20250526210955/
この確かな現場の事実を社会に届けるため、
スノウボールゲームズ協会という器を準備しています。
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最後に(現場で感じた方へ)
この記事で紹介したごんちゃん先生が驚かれたのは、理屈ではなく、
子どもが変わる瞬間そのものでした。
もし今、
「この現象を自分の現場でも確かめてみたい」
「子どもが育ち直す体験を地域に届けたい」
そう感じた先生や保護者の方がいれば、
それが最初の一歩です。
私たちはこの実践を、一つの教室だけで終わらせず、
防ごう発達の空白化と逆行現象× 育てよう投力と社会脳
という理念のもと、
スノウボールゲームズ協会という“社会実装の器”を準備しています。
大きな組織を作ることが目的ではありません。
現場で子どもと向き合う方々と、
静かに、確かに繋がっていきたいと考えています。
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続き(現場の声と詳細)
ごんちゃん先生の言葉や現場で起きている変化の詳細は、
noteでも整理しています。
山崎憲治 note(https://editor.note.com/notes/nfba483d52bd8/edit/)
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追伸
ご関心のある方は、まずはお気軽に
コメントやメッセージで声をかけてください。
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参考図書・資料
ジョン・J・レイティ『脳を鍛えるには運動しかない!』
成田奈緒子『子どもの脳は肌にある』
マシュー・D・リーバーマン『社会脳』
ダニエル・E・リーバーマン『人体600万年史』
ウィリアム・カルヴィン『投げる人類』
デズモンド・モリス『裸のサル』



