大谷選手の寄贈グローブから考える!絶対に伸ばしておきたい子どもの投力と空間認知能力の関係
雪合戦ゲームの効果
~速く強く投げる×最高の環境で「未来力」を育む~
2025.4.29 若松区こどもまつり
若松サンシャインスポーツクラブ 22回青空教室 (参加者372名)
当たっても痛くない安心感の中で、「できるだけ速く・強く」ボールを投げる体験は、幼少期の脳と身体の発達に驚くべき効果をもたらします。
脳科学的に、速く強く投げる動作は、
• 前頭前野(判断・計画)
• 運動野(動作の指令)
• 小脳(動きの精密な調整・バランス)
を同時に活性化させ、神経ネットワークの発達を一気に促進します。
特に「速さ」「強さ」を意識することで、
• 筋出力調整
• 空間認知力(距離・方向の把握)
• 運動の予測・修正能力
が自然に高まり、考えながら動く力が育ちます。
さらに、青空と広大な芝生広場という開放的な環境も重要な役割を果たします。自然光を浴びながら身体を大きく動かすことで、
• セロトニン(心を安定させる神経伝達物質)の分泌が促され、情緒が安定
• 解放感により、脳の報酬系(「やってみたい!」を生む脳回路)が活性化
• 空間を自由に使った運動により、ダイナミックな全身運動能力が育まれる
ことが最新研究でも明らかになっています。
そして特に注目すべきは、小脳の発達が将来の学力にも直結することです。
小脳は運動だけでなく、思考のスムーズさ・集中力・記憶力の効率化にも深く関わっています。小脳の神経回路が豊かに育つと、単純作業から高度な問題解決まで、脳全体の処理速度と柔軟性が高まり、学びの質が格段に向上すると報告されています。
つまり、
「外で思いきり速く強く投げる」遊びは、単なる運動ではなく、未来の学力と生きる力を育てる最善の投資
なのです。
雪合戦ゲームを通じて、楽しみながら脳と心と体を一気に育てましょう!
新1年生ママ・パパ応援企画ページ←コチラ
【参考資料図書】
• 『運動脳』
アンデシュ・ハンセン 著(サンマーク出版)
• 『子どもの脳を伸ばす運動』
久保田競 著(NHK出版)
• 『脳を鍛えるには運動しかない!』
ジョン・J・レイティ 著(NHK出版)
• 『小脳は考える――身体を動かすだけではなかった!』
杉下守弘 著(講談社ブルーバックス)
• 『子どもの運動神経は5歳までに決まる』
有吉与志恵 著(講談社)
• 『セロトニン脳 心と体を強くする科学』
有田秀穂 著(NHK出版)
• 『脳と運動能力――「動き」の発達と脳科学』
成田奈緒子 著(文藝春秋)
• 『運動と脳の発達』
寺田和夫 著(ナカニシヤ出版)
#子育て #教育 #非認知能力 #習い事 #頭が良くなるスポーツ教室
#Sパワーキッズプログラム



