子どもの脳の働きを良くする!! 最強の朝ごはん
【ドッヂボール問題】
ドッヂボールは子供の頃必ずやった遊びだと思いますがが、最近ネットで時々目にするのが『ドッヂボールの問題』です。ドッヂボールはイジメに繋がるとか暴力に繋がるとか等。特にボールを投げたり、捕ったりするのが苦手な子ども達にとっては好きになれない遊びかもしれません。そこから運動嫌い・スポーツ嫌いになった子ども達も少なくないのではないかと思われます。
【ドッヂボールが苦手な子ども達】
ドッヂボールが苦手な子ども達は、逃げ回るだけで捕ったり投げたりはほとんどしません。まれに捕ろうと試みても、目を瞑ってしまい顔に当たったり突き指をする等痛いという印象が強いようです。また 投げる時にはぎこちない動きで上半身と下半身の動きがバラバラですから、目の前にいる相手にさえボールを投げる時に放すタイミングが分からず、床にたたきつけることもあります。子供たちに後で話を聞いてみると、とにかく『自分に向かって飛んで来るボールが怖い』とのことです。
【ドッヂボールから得られる効果】
問題視されているドッヂボールですが、運動神経が最も発達する発育発達期の幼児・低学年の子ども達にとっては、野球やサッカー、バスケットボール、テニス、バドミントン等の競技種目に負けないくらいバランスよく手軽で簡単に運動神経を養うことのできる最適な運動あそびなのです。また投力向上にも効果的です。
運動神経を構成する要素であるコーディネーション7つの運動能力で表してみると
ドッヂボール・・定位能力・反応能力・連結能力・変換能力・バランス能力・識別能力
野球・サッカー・バドミントン・バスケットボール
定位能力・反応能力・連結能力・変換能力・バランス能力・リズム能力・識別能力
水泳・・・反応能力・連結能力・バランス能力
因みに
S.パワー☆キッズプログラムの運動プログラムの場合
定位能力・反応能力・連結能力・変換能力・バランス能力・リズム能力・識別能力
※全ての能力をフルに使うように工夫した運動プログラムになっています。
【スーパーハードドッヂ】
[『スーパーハードドッヂ』 https://www.youtube.com/watch?v=zMeGJPzF2Mw]は
『運動能力開発ボール』http://www.s-powerkids.com/mamanotamago/]を使った1対1の対戦型のゲームで幼児から大人まで楽しめます。しかも狭いスペースでできます。例えばボール運動の苦手な子どうしの対戦だとボールに対する恐怖心がないのですぐにボールが捕れるようになります。ボールが捕れると言うことは空間認知能力やからだの操作が向上し有能感にも繋がります。また投力向上にも効果的です。
参考
コーディネーション7つの能力 (いわゆる運動神経)
※ 脳の神経系の発達は幼児期が顕著で
6歳までに約9割近くまで完成されるとなっています。
定位能力
絶え間なく動いている味方・相手・ならびにゴールあるいはネットとの関係で、自分の体の位置を時間的・空間的に正確に決める(情報処理)能力
変換能力
プレーが経過している最中に(例えば相手をかわしている時)、突然知覚した、あるいは予測した状況の変化にたいして動作を切り換える(予測・先取り)能力
反応能力
予期された信号、あるいは予測しなかった情報(例えばそれたボール)に対して素早く合目的に動く能力
連結能力
タイミングを合わせ、ほどよい力加減で緻密な行為をするために、体の各部位を正確に、無駄なく同調させる(コンビネーション)能力
リズム能力
リズムをつくったり、真似したり、さらには決定的なタイミングをつかむ能力
バランス能力
空間や移動中における身体バランスを維持し、崩れを素早く回復する能力
識別能力ボール操作や、個々の技術・戦術的行為を空間的・時間的かつダイナミックにつなぎあわせる能力