字を書くときの姿勢・座り方について
子供たちと書道を楽しく学んでいる幸山緑風です。
今回は習字の道具の中でも、あまり皆さんが重視していないと思いますが、
下敷きについてです。
下敷きは習字を書くときに必要な大切な道具です。
下敷きには、「フェルト下敷き」と「ラシャ下敷き」があります。
今は手軽な習字セットには、ラシャかフェルトにビニールが貼ってあるものがありますが、
これは、少し書きにくいと思います。
「フェルト製」は羊の毛を集めて作ってあり、シワがつきやすく、洗濯は出来ません。
「ラシャ製」は羊の毛を織って作ってあり、耐久性があり、シワになりにくく、洗濯も出来ます。(手洗い)
教室では、ラシャ下敷きを使用しています。
私の考えとしては、どちらでも良いのですが、たたみ方というか、しまい方が大事だということです。
とにかく折れ線がつくと、凸凹して、とても書きにくいのです。
折りたたんで、セットの中にいれるのではなく、くるくると巻いて、入れるのが、1番良いと思います。
ラシャ下敷きの習字セットはシワにならないので、2つ折りにしているものもありますが、巻いておくのが、1番良いと思います。
きれいな平らな下敷きで書くのと、凸凹している下敷きで書くのは、大違いです。
筆や半紙も大切ですが、1度お子さんのセットの中の下敷きを確認してみて欲しいと
思います。
幸山緑風習字教室 http://ryokufusyuji.com/