ご神木のDNAを『挿し木』で受け継ぐひのきがあります
ハレの日メニューがあります
卒業や入学などお祝いの時期です
焼肉と聞くと、ジュウジュウと
音を立てて焼かれる肉の香ばしさ、
心がほどけるような満足感を
思い浮かべる人も多いでしょう。
でもこんなふうに感じることはありませんか?
「せっかく外食するなら、
ただ美味しいだけじゃ物足りない」
「本当にいいものを、
心から味わいたい」
グルメが当たり前になった今、
私たちが求めているのは
もしかすると「五感で感じる体験」
なのかもしれません。
そんな中、静かに話題を集めているのが、
佐賀県にある焼肉の名店「麒麟(きりん)」
ここは佐賀牛の中でも
特に希少な“メス牛”のみを扱う専門店です。
肉の繊細な脂、しっとりとした旨味。
それらを最大限に引き出すために、
細部まで妥協を許さない店づくりがされています。
この「麒麟」で今、注目されているのが
「100年もの檜(ひのき)3点盛り」
という特別メニュー。
その名のとおり、
100年以上の時を生きた
天然の檜を使用した一枚板の上に、
選び抜かれた佐賀牛が静かに並びます。
お肉の味わいを
引き立てるのは、火だけじゃない。
出す“直前”まで、
その鮮度と香りを保つためのひと工夫――
それが、この檜の板の役割です。
「どうしたら、最高の状態でお客様に届けられるか」
そんな店主の強い想いが、
南九州の山からやってきた檜と出会いました。
檜には高い抗菌性と優れた調湿性があり、
食材の鮮度を守る力があります。
さらに、肉の脂の香りをまろやかに包み込み、
より“旨味”として感じさせてくれる効果も。
まさに、檜と佐賀牛は運命的な相性だったのです。
ひのき板は決して
“見せるための台”ではありません。
これはもう「料理の一部」と言ってもいい存在。
時を重ねた木の表情は、
まるで大地の記憶を刻んでいるかのよう。
そこにのせられた一切れ一切れの肉は、
見る人の心を自然と静かにしてくれます。
この一皿の前では、
誰もが無口になります。
そして、口にした瞬間、
言葉が要らなくなる。
まるでひとつの儀式のように、
心と体が整っていく感覚。
それが、「麒麟」で体験できる
“檜と佐賀牛”の開運コース。
もしあなたが最近、
ちょっと疲れていたり、
心に余裕がなかったりするなら――
こうした「本物に触れる時間」を、
ぜひ持ってみてください。
そして、明日を整えるヒントとして、
家でも“自然素材”を
ひとつ取り入れてみるのもおすすめです。
木のまな板に替える。
ひのきのお箸を使ってみる。
たったそれだけで、
食卓に流れる空気がゆるみ、
丁寧さが戻ってくるのを感じるはずです。
運氣とは、風のようなもの。
強く掴もうとしても逃げてしまいますが、
整った場所には自然と流れ込んできます。
最後に、ご神木ひのきからのメッセージ
「命をつなぐ手のひらに、わたしの記憶を添えます」
木はただの素材ではなく、
時を生きた存在です。
その力を食の場で活かすことは、
自分と自然をひとつに戻すこと。
どうか今日という一日も、
美味しさとともに、
あなたの運氣が育まれますように。