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純正品以外で革バンド交換 (1)~取付け幅と美錠の色

2015年3月31日

テーマ:時計を買う前に知っておきたいこと

コラムカテゴリ:くらし

セイコー・ルーセント革バンド交換

純正革バンドはすぐに手に入らない場合が殆どです

時計の革バンドは肌に直接触れるものですから 消耗品と考えてください。
販売当時のメーカーの純正品で交換しようとすれば、殆どの場合がメーカーからの取り寄せとなってしまいます。
国内在庫があるもので1週間程度、スイス取り寄せになると数ヶ月必要になることもあります。
また、製造中止から年数が経過すれば 純正バンドの在庫はメーカーでも持ちあわせていない場合もあります

即日交換可能な既製バンドに交換するには

もっとも一般的な革バンドの時計が上の写真です
時計の上下から出ている「足」の部分に小さな穴があり
バネ棒で取り付ける仕組みになっています

既成品の革バンドの場合 取付け部分のバンドの幅は
8mm~24mmまで1mm単位刻みで作られています
そのなかでも 12mm・16mm・18mmの幅は
標準的な幅ですので どのメーカーさんも
素材の種類や色が豊富に揃っています
交換する革バンドの色や素材にこだわりたい方は
上記サイズの時計を選ばれると 後々の選択肢が増えてきます

ルーセント・革バンド交換アフター
記事の一番上の写真の時計の文字盤のキレイなブルーに合わせて
既製のバンドで交換させていただいたものです
全く違った印象の時計に変身!デス

美錠の色も大切です

今回ご紹介の時計はフェイスがコンビのものですので
革バンドの止め金具(美錠)の色は金色でもシルバー色でも
どちらでもOKです
ルーセント・美錠
金色の色合いを多くしたいとのご希望で
今回は金色の美錠に交換しました
シンプルな時計でも革バンドひとつで
大きくイメージチェンジが出来ます

この記事を書いたプロ

衞藤憲太郎

時計修理、修復とビフォーケアのプロ

衞藤憲太郎(株式会社ハナブサ)

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