百合の花 3パターン完成しました 【エッチング ガラス 間仕切り用】
ミュシャの美しいデザインを彫っています ③ からの続きです。
顔や髪は複雑で時間がかかるので、身体から彫っていきます。
腕の上に服があるので、服を一番初めに彫ることになります。
ミュシャの絵は細かな皺がたくさん入っていて、彫るのは大変なのです。
皺なのだけど計算された美しいラインなのです。
滑らかに幾重にも重なった服や髪は、じっと見ていても飽きることがありません。
(私だけ?)
服を彫り終えたあたりで髪の毛の彫りに入ります。
彫り込むときに使う砂の出方は、湿度などで変わってきます。
調子を把握してから繊細な部分を彫る安全策なのです。
髪も彫り終えました。
ここからが一番大事な顔の彫りです。
続きます