自然の造形美

櫛田神社で、県代表作家によるいけ花の奉納が行われています
見に行きたいなと思いつつ　この雨・・・
ちょっと考えてします

いけ花や茶花のうつくしさは
フラワーアレンジメントとはまた違って
静と動　
陰と陽
を　感じるのです

習ったことはないのですけど
デザインの素材として　花がモチーフになることが多いので
雑誌などで見かけると　綺麗な写真は切り抜いてファイルします


フラワーアレンジメントは
ラウンド/ドーム
トライアンギュラー/フロントフェイシング
ホリゾンタル
バーティカル
オーヴァル
インヴァーティト・ティー
エル
ホガース
バスケットアレンジメント/スプレーシェイプ
等と　決まった形にアレンジしていくようで
それはそれで美しく可愛らしいので
描くのも　それなりに形にはめていけば
なんとなくきれいにまとまってくれます


一方いけ花や茶花は
一枚の葉の方向や　茎のライン
花の角度
どこか一つ　それてしまうと
すべてが台無しになる気がするのです

あくまで絵に描いた時に私が感じるイメージですが



それから　野山のシダやツタ
先の尖ったシャープなラインの葉

しっかり頭に叩き込んで　なぞるような気持ちで描いているのに
どうやっても実物のうつくしさを表現できません


雨の日に　車のフロントガラスに叩きつけられた
雨の雫の　流れるような線

そのまま切り取って　ガラスに彫ってみたい！

そう思って　写真に撮ってトレースしてみても
ただの破線に成り下がります


人間はどう足掻いても　自然には敵わないと思う瞬間



ただ単に　私の勉強不足　画力不足かもしれませんが・・・