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コラム

団体信用生命保険の代わりに民間生命保険を使う際の注意点~相続放棄に至った事例~

住宅購入・住宅ローン

2016年7月6日 / 2018年4月17日更新

ファイナンシャルプランナーの久保逸郎です。

昨日は大分で銀行の研修でしたが、最高気温が35度位あったようです。
研修終了後に大分駅まで10分ほど歩いただけで、もう汗が止まらなくなりました。
その分ソニック号で美味しく飲みながら帰ることができましたが、今夏も厳しい暑さが予想されているようです。
皆様、体調管理などにはくれぐれもご注意ください。

さて、今回は団体信用生命保険の代わりに民間の生命保険商品を活用する際の注意点について書きます。


フラット35の団体信用生命保険加入は任意

銀行等の住宅ローンには団体信用生命保険の保険料は含まれています。
反対に言えば、健康上問題があって団体信用生命保険に加入できなければ、銀行等の住宅ローンを借りることはできないということです。

一方、住宅金融支援機構のフラット35は団体信用生命保険の加入は任意です。
健康に問題があって団体信用生命保険に入れない方でも、フラット35を借りることは可能です。

それでも亡くなった後に住宅ローンの支払い義務が残ると家族等の負担になりますから、通常は団体信用生命保険には加入することになると思います。






住宅ローンの返済期間を全てカバーしているかを確認

その団体信用生命保険の代わりに民間の保険会社の収入保障保険などを使う方法もあります。
とくに保険営業や保険代理店の方が、この方法を提案する機会が増えてきています。

たしかに保険料水準の安い保険会社の商品を使ったり、タバコを吸わない、健康であることなど一定の条件を満たせば、団体信用生命保険よりも保険料が安くなることがあるのでメリットはあります。
しかし、この提案に住宅ローンの返済終了までの期間を満たしていないケースが散見されます。

なかには団体信用生命保険よりも保険料負担を少なくするために、意図的に保障期間を短く設定して「退職金で繰り上げ返済をすれば大丈夫」という提案を行っているケースがありましたが、今の日本は転職も増えており、また、退職金を当てにできる時代ではありません。
金利水準の低下で期待されるような退職金がもらえないことも十分に考えられます。

最初から退職金を当てにした住宅ローンの返済計画にはリスクがあります。

そのため住宅ローンの返済期間を全てカバーできているかどうかを確認して、その上で団体信用生命保険を使うのか、それとも民間の生命保険を使うのかを判断するようにしましょう。


相続放棄で自宅を手放すケースも

先日受けたご相談の中に、ご主人(60代)が突然亡くなられてしまった方がいらっしゃいました。
弁護士に相談をされた後にファイナンシャルプランナーを探して、私のところに今後のことを相談にこられました。

ご主人の在職中、勤めていた会社の経営が厳しくなりボーナスなどもほとんど出なくなってしまい、退職金での繰り上げ返済どころではなくなってしまったとのこと。
フラット35のローン支払いが残ってしまい、自分の年金だけでは到底住宅ローンの返済をしながら生活をしていくことは困難というケースです。
まだ住宅ローンの残高が多く残っていて、嫁いだ娘達に協力を仰いでも厳しい状況。
そのため相続放棄をして、自宅(マンション)を含めた財産を手放す方向で弁護士と話しをされていました。

突然連れ添ったパートナーを失っただけでなく、長年住んでいた家を離れなくてはいけないのは、大変悲しいことだと思います。
そのようなことにならないためにも、住宅ローンの支払いが終わる期間まで、万一の保障が確保できているか、また保障が足りているかどうかについてはしっかりと確認をしておきましょう。

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