人間は小さなリスクを過大評価して、大きなリスクを過小評価してしまう傾向がある
ファイナンシャルプランナーの久保逸郎です。
先週1月30日(土)の自主開催セミナー「2016年世界経済見通しと、これからの資産運用戦略」ですが、おかげさまで無事に終えることができました。
今回は長崎県や北九州市・久留米市など多方面から集まっていただき、マーケットへの関心の高さを感じました。
以下、アンケートのご感想の一部抜粋です。
「非常にわかりやすく、面白かったです。次の機会もまたご案内下さい。ありがとうございました」(Y・H様)
「引き続き世界経済をテーマとしてセミナーをして欲しい。次回もまた聞きたいと思いました」(S・K様)
「久しぶりに久保さんのシャープなお話が聴けて、ブラッシュアップできました。ありがとうございます」(Y・M様)
昨年10月から自主開催セミナーを再開していますが、普段から金融機関のセミナー等で話している最新のマーケット情報に加えて、資産運用の大事なポイントなどをお伝えしています。
四半期ごとの開催を予定しているので、次回は4月開催の予定です。
詳細が決まりましたらご案内しますので、ご興味のある方は気軽に参加してみてください。
収益が出ないと非課税メリットは一切ない
それでは本題に入ります。
ジュニアNISAも通常のNISAのどちらも共通しているのが、「収益に対して非課税のメリットがある」ということです。
これを裏返せば「収益が出なければ、NISAの非課税のメリットは全く受けられない」ということになります。
従って、非課税メリットを享受するためには、ジュニアNISAもNISAのどちらも投資期間の間にきっちりと利益を出すことが大事だということです。
株式やREIT(リート)・新興国債券などはボラティリティ(変動性)が大きいので、市況が悪く見込み通りにいかなければ、長期間投資をしても利益が出ない可能性も十分考えられます。
そこで株式やREIT(リート)などの割合の低い、低リスクタイプ(安定型)のバランスファンドを活用することは大変有効だと思います。
機動的に投資対象を入れ替えるファンドも有効
また、近年はグローバル化の進展や、投資家のセンチメントが一つの方向(リスクオンまたはリスクオフ)に流されやすいこともあって、とくにリーマン・ショック以降は各資産の相関性が高まってきていて、いわゆる教科書的な分散投資だけではそのリスク低減効果が弱まりつつあります。
そのため安定運用を行うために、市況に応じて投資対象を機動的に入れ替えるタイプのファンドを活用することも、ジュニアNISAやNISAでは有効な選択肢になると思います。
せっかく非課税メリットがあるジュニアNISAなので、その制度の特徴を活かした使い方を行うようにしてください。
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