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なぜ、あの人は私より小さいのに「力」が強いのか?

2021年6月13日 公開 / 2021年6月14日更新

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: ダイエット 食事ダイエット 運動パーソナルトレーニング

 こんにちは。
福岡市で、ダイエット・ボディメイク・筋トレ・脚やせなどを得意とするパーソナルトレーナー
福岡市で、ZUMBA・ボクシングEX・ヨガ・ピラティスなどのスタジオインストラクターをしている原田だいすけです!
『遺伝子検査結果』を元に、解剖学や栄養学、休養、トリートメント、トレーニングの知識と技術で人を幸せにする活動をしています!
この記事の他に、たくさんの健康、筋トレ、ダイエット情報コラムを書いています。
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【なぜあの人は、力があんなに強いのか?】




皆さんの周りにもいませんか?
「馬鹿力の人」(笑)
腕も細いし、脚も細いのに、すっごい力が強い人。
これって、ちょっとだけ不思議なんですよね。
筋肉の世界には
「筋力は筋の横断面積に比例する」と言う原則があります。
つまり、筋肉が太くて大きい人ほど、力は強いですよ~って事です。
ここは、納得ですよね。
でも、私より細腕の人が、軽々重たいものを持ってたりして、平気な顔をしてる!なんてことがあるわけです。
なぜでしょうか?

【神経のトレーニングで、太くなくても強くなる!】






「神経」と聞くと、なんだか難しそうですね。
でも、すっごく簡単です。
例えば、「1クラス30人」の3年B組教室があるとします。
これが、1つの筋肉だと考えてください。
1つの筋肉も、30本の筋繊維で出来ているわけですね。
運動会や合唱コンクールなど、クラス一丸となってやらないといけないんですが、実は「おサボり」さんがいるわけです(笑)
全員、頑張ってるわけじゃないんですね。
ところが、お隣のクラス3年A組は、全員頑張ってるんですね。
どっちの方が、強いかは明らかですよね。
3年A組の方が強いですよね。
同じ人数の教室なのに、A組の方が強い。
これが「神経」の話とつながってくるわけです。

【1つの神経が支配する数が増える】




3年B組のおサボりさんを頑張らせるには、「ちゃんとやってよ!」って学級委員が注意すると思うんですが、あまり効き目がないんですよね(笑)
どうするかと言うと、「やらざるを得ない状況に追い込む」事が必要です。
例えば、30人で重たい石を全員で持ってるとしますね。
一人でもサボったら、みんなペシャンコに潰れて死ぬとしましょう。
普通は、全員全力を出すわけです。サボったら死にますからね。
これが、「適応」と言われるものです。
引っ越し屋さんに、体の線は細いのに、軽々重たい物を持ってる人がいますが、あれが「適応」。
「神経」が鍛えられたわけですね。
もっとかみ砕くと、「神経」が増えたんですね。
筋トレで、この神経の適応が「1日」で起こります。

【神経の適応は、高強度の筋トレが有効】




引っ越し屋さんで考えると分かりやすいかもしれません。
軽い荷物しか持たない人は、いつまでたっても、重たい荷物は持てるようになりません。
逆に、重たいものを最初は必死で頑張って運び続けている人は、いずれはそれに「適応」して、「重たくなくなる」という現象が起きます。
この人は、さらに重たいものを持てるようになります。
筋トレも、全く同じです。
但し、初心者や慣れていない方は、高重量は怪我のリスクも高いため、まずは軽く、高回数で、しっかり地固めしてください!

この記事を書いたプロ

原田大輔

ダイエットとボディメイクのプロ

原田大輔(D-FIT)

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