タイピングの魅力と可能性:紙とペンを超えるアウトプット体験

佐々木康仁

佐々木康仁

テーマ:教育・ICT教育

長年、ブログやコラムなど、さまざまな文章をタイピングで書き続ける中で、多くの効果を実感してきました。

かつては文字としてアウトプットするには、紙に鉛筆やペンを使い、最初から書き出す必要がありました。
しかし、パソコンでのタイピングであれば、どの部分からでも何度でも修正や追記が可能で、非常に効率的です。
(消しゴムで文字を消す必要もありませんね!)

一方で、タイピングの弊害も自覚しています。
それは、「漢字を覚えられない」「いざペンで書こうとすると書けない」といった問題です。

それでも、現代では「紙にペンで書く」機会が減少していると感じます。
それ以上に、タイピングで文字を打つことで、短時間に大量の文字をアウトプットできるという利点があります。
結果として、文章力の向上にもつながると考えています。

最近気づいたのは、**「頭で思っていること以上の文章がタイピングによって引き出される」**ということです。
紙にペンで文字を書く場合、どうしても頭で考えたことを文字にするまでにタイムラグが生じます。
しかし、タイピングでは頭で考えていることが直接反映され、その結果として、考えている以上の文章が生まれることがあります。

今のように、世の中の流れが速い時代において、タイピングスキルを身につける重要性はますます高まっています。

私がGIGAスクールサポーターとして伺った小学校の中には、タイピング授業に積極的に取り組んでいる学校もありました。
そうした学校では、小学3年生でも適切な指導を行えば、わずか3ヶ月で一般成人レベルのタイピングスキルを習得することが可能です。

実際、授業中に児童とタイピングスキル対戦をしたことがあるのですが……結果は完敗でした。(涙)

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佐々木康仁
専門家

佐々木康仁(ITコンサルタント)

株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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