ホームポジションタイピング(10本指タイピング)の必要性・効果
長年、ブログやコラムなど、さまざまな文章をタイピングで書き続ける中で、多くの効果を実感してきました。
かつては文字としてアウトプットするには、紙に鉛筆やペンを使い、最初から書き出す必要がありました。
しかし、パソコンでのタイピングであれば、どの部分からでも何度でも修正や追記が可能で、非常に効率的です。
(消しゴムで文字を消す必要もありませんね!)
一方で、タイピングの弊害も自覚しています。
それは、「漢字を覚えられない」「いざペンで書こうとすると書けない」といった問題です。
それでも、現代では「紙にペンで書く」機会が減少していると感じます。
それ以上に、タイピングで文字を打つことで、短時間に大量の文字をアウトプットできるという利点があります。
結果として、文章力の向上にもつながると考えています。
最近気づいたのは、**「頭で思っていること以上の文章がタイピングによって引き出される」**ということです。
紙にペンで文字を書く場合、どうしても頭で考えたことを文字にするまでにタイムラグが生じます。
しかし、タイピングでは頭で考えていることが直接反映され、その結果として、考えている以上の文章が生まれることがあります。
今のように、世の中の流れが速い時代において、タイピングスキルを身につける重要性はますます高まっています。
私がGIGAスクールサポーターとして伺った小学校の中には、タイピング授業に積極的に取り組んでいる学校もありました。
そうした学校では、小学3年生でも適切な指導を行えば、わずか3ヶ月で一般成人レベルのタイピングスキルを習得することが可能です。
実際、授業中に児童とタイピングスキル対戦をしたことがあるのですが……結果は完敗でした。(涙)



