依頼者の理想をかなえるとともに、美しく、機能的な建築物を目指す（1/3）

住宅や店舗の新築・リフォームを通じて、快適でストレスのない空間づくりを

　「お客さまのご要望やこだわりなどを伺う中で、胸の奥にある真意をくみ取り、機能性と美しさを備えたプランをご提案いたします。似たようなデザインは一つとしてありません。お客さまの理想を具現化し、オリジナリティーあふれる建築物をかなえます」

　そう語るのは、福井県越前市の「秀・建築アトリエ」代表の杉本秀雄さん。1981年に事務所を設立し、住宅や店舗の新築、リフォームなどで数多くの実績を持ちます。

　日本大学芸術学部を卒業後、日本の伝統工法からスケルトンドミノ工法を開発した建築家・黒川哲郎氏の元で実務を積んだ杉本さん。在職中、名優として親しまれた故・樹木希林さんの住宅設計にも携わりました。
　「依頼主の美意識を余すことなく表現し、ドラマチックに演出する経験をしたことで、建築家はデザイナーでありアーティストであるという軸を、自分の中に持つことができた」と振り返ります。

　「建築家は創造性に富む一方で、『高額になりそうで、頼むのはハードルが高い』と戸惑う方がいるかもしれません。当方は設計と施工管理を一貫して担えるので、むしろ費用を抑えられるというメリットがあります」

　杉本さんは、住宅であれば住む人にとって快適な空間に、店舗においては訪れる人や従業員がストレスなく過ごせる空間に仕上げます。
　「お店は、『また利用したい』とファン層を広げて長く愛されるものにしなければ、という責任もあります。オーナーさまが設定するコンセプトを深く理解した上で、ユーザーの関心を引く要素をプラスすることを心掛けています」

＜次ページへ続く＞

【次ページ】唯一無二の実現を目指し、依頼主の希望や趣味嗜好への理解を深める

次のページへ