またロレックスの逆転現象
さて今日は「ユリスナルダン」というお題です。
皆様、ユリスナルダンと聞いて何を思い浮かべますか?
ピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
まずは、こちらをご覧ください。
買取年月日:2024年1月15日
ユリスナルダン YG/LB AT
買取金額80,000円
ということで、ユリスナルダンは高級腕時計メーカーの名前なんですね。
<ユリスナルダン>
スイスの高級時計メーカー。クロノメーターの製造を主に手掛ける。創業者のユリス・ナルダン(1823年1月22日-1876年2月20日)が1846年にル・ロックルで創業。特に船舶用クロノメーターの分野でほぼ独占状態になるほど成功。50カ国の海軍に納入される。旧日本海軍にも多数が納入されており、今日では戦艦三笠に搭載されていたクロノメーター(1918年製造)を横須賀市の記念艦「三笠」にて見ることができる。懐中時計の分野でも超高級時計として非常に高い地位を得、1908年に明治天皇と嘉仁皇太子(後の大正天皇)が懐中時計を3個購入した記録が残っている。*wikiより
Wikipediaの説明を見ると分かりますが、日本との関係も色々な逸話が残っているようで大変興味深いですね。当時の天皇陛下が購入されたということは、かなり高額なお品物だったのでしょう。また、その性能も折り紙付だということでしょうか。
上記の写真を見ると分かりますが、大変フォーマルな印象を受けるお品物です。腕時計の王道と進むデザインと言って良いのではないでしょうか。機構的にも洗練された仕組みを備えており、高級腕時計と胸を張って言えるお品物と言えそうです。ただ残念なのが、今現在の市況に合っているかというと、ちょっと疑問を感じますね。
2021年4月のコラムでこのように書きました。
”コロナ禍以降は「必要性が高い物」「さほど華美ではない物」こういったお品物に人気が高まっていくのではないかと感じています。"
現在2024年1月ですが、筆者の予想は当たっているのではないでしょうか。
時代に合わなくなったお品物、そろそろ処分しても良いかもしれませんね。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。
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