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コラム
ブランド料
2016年12月13日
秋が短かったように感じたのですが、本格的な冬はまだ先なのでしょうか。
週末は冬型配置が強まり…なんて天気予報で聞きますが、まだそこまでの寒さではありませんね。
さて今回は、ブランド料、というお題です。
今回のお話、こちらを例に挙げて説明したいと思います。
ヴァンクリーフ&アーペル アルハンブラ イヤリング
オニキス:--ct
買取重量:8.1g
買取価格:200,000円
こちらのお品物、買取価格200,000円と高額ですが、実は、マテリアルとしてはそこまで高額ではないのです。
まず、オニキスという石は、天然石ではあるものの何らかの加工がされているのが一般的でして、ダイヤやルビーのように石そのものに価値がある訳ではありません。ですので、通常、オニキス単体では買取価格が付かないと思います。
次に、今回のお品物は18金なのですが買取重量が8.1gでして、これをgあたりの買取価格から算出しますと、およそ2万6千円程度(買取価格は毎日変動します)です。ですので、18金としての買取価格もそこまで高くはありません。
という事で、なぜこのような高額な買取価格での買取が可能かと言いますと、それは「ヴァンクリーフ&アーペル」という一流ブランドのブランド料がすごく高いからなのです。
ヴァンクリーフ&アーペルでは、四つ葉のクローバーをモチーフとしたお品物の人気が大変高く、また、それらのお品物は職人の手作りで生産されていて、1点ものの高価な商品が多いのが特徴です。
ですので、単にオニキスや18金といったマテリアルとしての価値だけでなく、ブランド料を加味した買取価格での買取が可能な訳です。
さすがに、モナコ公室御用達ブランドというだけありますね。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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