機械式腕時計 〜手巻きと自動巻きって結局どっちが良いの???〜 前編
さて、今日のコラムですが、「ロレックス シードゥエラー」についてお話したいと思います。
まずはこちらをご覧ください。
ロレックス シードゥウェラー
SS/SS AT
型番16600
買取価格 460,000円
ロレックス シードゥウェラー ディープシー
SS/SS AT
型番116660
買取価格 760,000円
この「ロレックス シードゥウェラー」は、サブマリーナーの上位機種として1971年に誕生しました。
「シードゥウェラー」は、「海の居住者」という意味なのですが、この名前からも分かるように、このモデルは、単なるダイバーズモデルではなく、プロダイバーのためのツールとして開発されています。
このシードゥウェラー最大の特徴は、「自動的にヘリウムガスを排出するヘリウムガスエスケープバルブ」にあります。
深い潜水に使われる空気はヘリウムを主成分としており、浮上の際ヘリウムガスがケース内に侵入して抜けないと気圧差で爆発するおそれがあります。これを回避するために、自動的に排出することができる仕組みがヘリウムガスエスケープブルブなのです。
シードゥウェラーの防水性能は、モデルが進むごとに進化しており、1665は610m防水、その後1220m防水となり、現行モデルであるディープシー116660は脅威の3900m防水!さらに、2014年に新たにシードゥエラー4000がリリースされました。
写真一枚目の16600モデルは、1991年に登場したシードゥエラーサードモデルです。耐久性やメンテナンス効率がアップした、Cal.3135を搭載しトリチウム夜光から安全性の高いルミノバに変更されています。また、ねじ込み式リュウズ、手首にフィットするフリップロック式バックルを採用しています。
ちなみに、M品番、V品番は生産本数が少なく買取価格がアップすることが多いです。
写真二枚目の116660、「ディープシー」は、2008年にシードゥエラーの後継機として登場しました。
このディープシーという名前は、1960年に潜水艦バチスカーフ・トリエステ号が、深度10,916mの潜行世界記録を達成した際、外壁に取り付けられていた試作機「ディープシー・スペシャル」に由来しています。
このディープシーは、ロレックスで最大径となる44mmケースを持ち、新開発の防水構造「リングロックシステム」により、機械式腕時計最高峰となる3900m防水を実現!しています。
ディープシーは、ロレックスの防水技術による深海への挑戦の集大成モデルであると言えます。
少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。
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