右形成不全性股関節症:50代女性:障害厚生年金3級
一度あきらめかけていた障害年金を受給できることになってお喜びいただきました。
相談者:愛媛県N市在住 50代 男性
傷病名:強皮症
申請日:令和2年4月15日
支給決定日:令和2年8月21日
【相談状況】
強皮症は全身の皮膚や臓器が硬くなる病気で、相談を受けた令和2年2月には、関節の動きがかなり制限されており、日常生活の中でも多くの動作に不自由を感じられていました。
しかし、当事務所への相談前に医師にも相談したのですが、その際にはかろうじて階段の上り下りが出来るからという理由で、障害年金の受給は難しいだろうと言われ諦めかけていました。
知人から当事務所のことを聞き無理かもしれないが一度相談してみようということで、申請代行のご依頼を受けることとなりました。
【サポート】
障害認定日からの請求をめざしました(そのうほうが障害年金額がずいぶん増えます)
発病から現在までの病状の変化や、仕事、日常生活上での変化を事細かにヒアリングしました。
その中で医師からも言われていた階段の上り下りが出来るという点においても詳しく伺ったところ、確かに階段を使った移動は出来るのですが、
・必ず手すりを使わなければならない
・一段一段足をそろえなければならない
・全身の関節が動かしにくいことで非常にバランスを崩しやすくなっている
・危険を伴うことから階段の利用は極力避けている
以上のような事などが分かりました。
そのほかの動作においても既に出来なくなっていることは多く、そのすべてを文書にまとめ医師に見てもらったうえで診断書を作成していただきました。
また、申立書の中にもそれらをすべて記載して提出した結果、障害厚生年金2級を受給できました。
【結果】
・障害厚生年金2級 報酬比例部分713,284円 加給年金224,500円
・障害基礎年金2級 780,100円
・合計年金額1,717,884円
【補足・感想】
一度諦めかけていた障害年金を受給できることになり大変喜んでいただくことが出来ました。
病気による生活の状況、仕事の状況などをしっかりと伝えることがより良い結果につながったのだと思います。
愛媛・香川障害年金相談センター 代表 大西
要害年金申請コンサルタント 請川