出生時仮死状態による左片麻痺:50代男性:傷害基礎年金1級
相談者:S市在住の方(50代 女性)
傷病名:右形成不全性股関節症
申請日:令和1年12月26日
支給決定日:令和2年5月12日
【相談状況】
・4年ほど前から長時間歩くと足が痛んだり、正座の姿勢から立ち上がりにくいといった自覚症状がありましたが、2年前に仕事が事務職から立ち仕事中心の職場に異動となってから症状が悪化し始めました。痛みがひどくなり病院に行ったところ右形成不全性股関節症と診断されました。
・その後は定期的に通院してリハビリ治療や投薬治療を行いましたが、症状は悪化していき日常生活にも支障が出るようになってきました。
・病院と相談の結果令和1年7月に人工関節置換術を受けることになりました。
・その後は定期的に通院してリハビリ治療や投薬治療を行いましたが、症状は悪化していき日常生活にも支障が出るようになってきました。
・病院と相談の結果令和1年7月に人工関節置換術を受けることになりました。
【サポート】
・障害認定日からの請求
・申請後に手術前検査時のレントゲン写真提出を求められましたが、病院の協力もありスムーズに提出が出来ました。
・先天性疾患の可能性もあるため初診日に関する調査票と出生時から現在までの状況を記載した申立書を提出するよう求められましたので約55年前から現在までの状況を5年ごとにまとめて申立書を作成しました。
【結果】
・障害等級3級(厚生年金) 認定額 586,300円
・390,066円の遡及分も受給できました。
【補足・感想】
・形成不全性の股関節症ということで先天性疾患の可能性もあることから、一度申請書類を提出したのちに年金機構から追加資料の提出を求められました。
出生時からの状況を確認する必要がありましたが依頼者様の協力のもと無事年金受給に至りました。
愛媛・香川障害年金相談センター 所長大西
障害年金エキスパート 請川