家族関係でストレスをつくらなためには「ない」に目を向けない
先日、2年ぶりに旧友と再会し、時間を忘れるほど楽しいランチのひとときを過ごしました。
仕事や日々の暮らしの近況報告とともに、特に盛り上がったのが「時間の使い方」についての話題です。
実は、私の心の中にある「上質世界」には、昔からずっと変わらない「時間は決して無駄にしたくない」という明確な価値観が存在しています。
「上質世界(クオリティ・ワールド)」とは?
選択理論心理学では、人の脳内にある「自分にとって最も大切なもの・理想の暮らし・大好きな人や価値観」が詰まったイメージのアルバムを「上質世界(クオリティ・ワールド)」と呼びます。
私たちは皆、この上質世界にある写真(理想)を現実に叶えようとして、日々の行動を選択しています。
周囲の方から、よくこんな言葉をかけられることがあります。
「いつも忙しそうに色々な活動をしているのに、よくそんな時間があるよね?!」と。
ですが、先述の友人も非常に多忙な経営者でありながら、自分のためのゲームの時間を心から満喫していました。
私自身も、Netflixなどでドラマや映画を観る時間が大好きです。
けれど、それで翌日に響くほど睡眠不足になったり、後悔したりすることはほとんどありません。
なぜなら、「今日はこの1時間だけ思い切り楽しむ」と、自分で意図してその時間の枠を決めているからです。
「やると決めた時間」は、決して無駄な時間ではない
世間一般では「ゲームやドラマ鑑賞は時間の無駄」と言われることもあるかもしれません。
しかし、それが自分の心を満たし、翌日への活力になるのであれば、「自分でやると決めて選んだ時間」は、決して無駄な時間ではないのです。
反対に、いちばん心をすり減らしてしまうのは、
「本当はやりたいことがあるのに、だらだらとスマホを見てしまった」
「周りに流されて、気づいたら時間が過ぎていた」
というように、無自覚・受け身で時間を浪費してしまったときです。
時間は、誰かに無理やり奪われるものではありません。
24時間をどう配分し、何にエネルギーを注ぐかは、すべて自分自身の「選択」なのです。
「時間がない」という言葉の裏にあるもの
「忙しくて時間がないから、やりたいことができない」
「バタバタしていて、自分の時間が取れない」
そう口にしてしまう瞬間は、誰にでもあると思います。
しかし、厳しいようですが、心理学の視点で見つめ直すと、「時間がない」は「やらない選択をしている自分」への言い訳に過ぎないことが少なくありません。
他人や仕事、環境のせいにして「時間がない」と焦る前に、まずは「今、自分自身でコントロールできること」に焦点を当ててみてください。
「今夜は30分だけ、自分の好きな読書にあてる」
「このドラマを1話観たら、潔く画面を閉じてベッドに入る」
「気の進まない誘いには丁重にお断りを入れる」
このように、たとえ15分や30分であっても「自分で時間の枠を決める」という小さな選択を重ねること。
それだけで、私たちは「時間に追われる被害者」から、「自分の人生を主体的にコントロールする主人公」へと立ち戻ることができます。
今日からできる「時間の選び直し」
あなたの「上質世界」には、どんな時間の過ごし方が描かれていますか?
家族と笑い合う時間でしょうか。趣味に没頭する時間でしょうか。それとも、静かに自分と向き合う休息の時間でしょうか。
時間は、一度流れたら二度と戻らない大切な命の欠片です。
「忙しい」という言葉で後回しにするのをやめて、あなたの大切な上質世界に沿った時間の使い方を、今日から自分の意志で選んでみませんか?


