今冬のメンズスーツは紺
こんにちは
ビジネスシーンで必要とされる人を作る、イメージコンサルタント・ビジネスマナー講師の城戸景子です。
今年も5月1日から、クールビズが始まりました。
導入が2005年ですから、早いものでもう12年経つわけです。
余談ですがこのクールビズ、当時の小泉元首相からの声かけで、環境大臣だった現都知事の小池百合子氏が施行したもの。昔の省エネルック同様、定着するかどうかもわからないままのスタートでしたが、時代に後押しされここ数年でようやく落ち着いた感があります。
クールビズ、共通認識はビジネススタイルの維持
クールビズといっても、「ビジネスシーンではビジネススタイル」の域から大きく逸脱しない。
このような共通認識を得たクールビズです。
では、どのようなことに注意すべきか、改めて確認してみましょう。
基本形は、シャツとパンツです。
注意すべきことは、「通常のスーツスタイルからジャケットとネクタイをはずしただけ」にならない事です。
そのために、次の点に気を付けましょう。
■シャツの選び方
・ネクタイがない状態でも、襟の形を保っていますか?
・肩、首周り、袖丈、胸回り、胴回り、手首周りのサイズが、それぞれ合っていますか?
・長袖ですか?
・透けないよう、生地はある程度の張りと厚みがありますか?
・色は白かブルー系ですか?
■パンツの選び方
・ウエスト、わたり(太もも周り)のサイズが合っていますか?
・パンツ丈が長すぎたり、短すぎたりしませんか?
・パンツ幅が太すぎたり、細すぎたりしませんか?
■小物の選び方
・ベルトの革が摩耗して、白くなったり擦り切れたりしていませんか?
・ベルトの金具部分が、くもったりはげたりしていませんか?
・スーツではないので紐靴でなくてもOKですが、靴のかかとがすり減ったり汚れたりしていませんか?
・清潔なタオルハンカチ、またはハンカチを持っていますか?
■下着の選び方
・下着は必須です。シャツから透けて見えないよう、Vネック、ノースリーブ、ベージュの下着ですか?
・スニーカーソックスはNGです。足を組んだ時すねが見えない長さの靴下ですか?
お客様との面談には、ジャケット着用
これらシャツとパンツに、ジャケットがあれば尚よいでしょう。
というのも、先にも述べたように、クールビズとはいえビジネススタイルですから、
相手に失礼があってはいけません。
営業のようにお客様先に出向く機会が多い職種では、ジャケットスタイルのクールビズが適切。
ジャケットもシャツの選び方同様、サイズに敏感になることが大事です。
色は紺を選べば大丈夫です。
「洗える素材」は当たり前、クールビズを支える新技術。
ここ数年の技術の進化にはめざましいのがあります。
クールビズの定着に大きく貢献したのは、これら新しい技術による素材で作られたアイテムの数々です。
数年前「洗えるスーツ」が出た時に、スーツが洗えるなんてと驚いたのですが、
この頃では「洗える」ことはさほど珍しくありません。
今年圧倒的に目につくのが、「軽量」「速乾」「伸縮」「通気性」「吸汗」「シームレス」といったキーワード。
これらは、スポーツウエアを表すキーワードではありません。
ビジネス対応のパンツやジャケット、シャツなどを説明しているキーワードであることに注目です。
クールビズは、自分が涼しく快適に過ごすだけでなはく、周囲に与える印象も同じように、
涼し気で快適であるべきです。そのためには、新しい素材を積極的に取り入れましょう。
そして見た目にはきっちりと、でもその実、着ている自分もラクで快適というのが
合理的で賢いこれからのビジネスマンの選択ではないでしょうか。
最後までコラムをお読み下さいまして、ありがとうございました。
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(社)ジャパン・パーソナル・ブランディング協会認定イメージコンサルタント、ビジネスマナー講師
ミューズ・ブランディング・アカデミー(株)千葉校 校長
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