子育て持論2。子育てを褒めてくれる人なんていない?
千葉県、市川市、船橋市の【My Piano room】ピアノ・音楽教室、矢田美麗です(^^)
今日は以下について投稿してみたいと思います。
子育て持論。と題しまして、自分なりに子育てってこうした方がいい!と思ったことを書いてみたいと思います。
とは言え、私は子育てのエキスパートでも何でもないですし、いち主婦ですし、なんてことはない、子育てはそのご家庭により方針もありますし、一概には言えないことですよ~。。。というのを先に言い訳しておいて、ですね・・・
子育てでこれは絶対に教えてあげて欲しいこと
まずは私が子育てで「これだけは子どもに【教えてあげる必要がある】」と感じていることをお話しします。
それは、【他人との関り】です。
人は1人では生きていけないのですね・・・1人で出来るお仕事であっても、何かしらどこかしらで他人との関りがあるはずです。
食事だって何か買いに行かなければ食べられない。何かを買うためにどこかに行かなくてはいけない。自給自足している場合は別かも知れませんが、そうでない場合は「誰かがどこかで作ってくれた何か」を手に入れるわけです。他人がやってくれたことですね。
仮に自給自足している方がいても、水や電気、ガス、水道や下水道?そのあたりも、誰かが何かをしてくれているから得られるものですね。
とても原始的な話をしている気がしますが笑。でも、とても大切なことです。私たちが身近に得られている何か、は、きっと誰かの手が加わっていて、誰かの努力があってこそのものなのです。今私がこの記事を書けるのも、ここのサイトを作り上げてくれている人たちがいるから、ですね。
子育てで、親御さんがいろいろと子どもに「教えてあげる」ことと思います。
例えば危ない箇所にのぼってはいけないよとか。お箸はこう使うんだよとか。
おもちゃはここにしまうんだよとか。飲み物はこうやって飲むんだよとか。いろいろありますね。
それらはやがて「子どもが自分1人で考えて、出来るようになって欲しいこと」です。
はじめはお箸の使い方を教えます。でも、最初からうまく使える子どもは少ないです。
うまく使えないうちは親は「ヘルプ」をしてうまく使えるように促すと思います。この「ヘルプ」のことを、発達支援の中では「プロンプト」と呼びます。
この「プロンプト」は、いつまでも与え続けていてはいけないものです。いつかは「プロンプトを抜いて」自分1人でご飯を食べられるように「教えていかなければなりません」。
そのプロンプトを「抜くタイミング」が、とても難しいのです。
親は「1人で出来るようになるために」プロンプトを抜かなければいけないのですが、抜く前に「人との関りを通り越して抜いてはいけない」のです。
子どもがうまく箸を使えなかったら、お母さんに「手伝って」と言えるように促す必要があるのです。それが、「人との関り」です。
この「人との関り」を通り越してしまうとどうなるのか?のちに記述しますが、ここを抜いてしまうと・・・・将来、とても困ってしまうことが出てくる可能性があるのです。
教えてあげること=ヘルプは、「抜いていくこと」
仮に、お箸をなかなか上手く使えなくて、親がいつまでも「ヘルプ」をしていたとしましょう。。
子どもは「親がそばにいなければ箸を使ってご飯を食べることが出来ません」
親がもしそばにいなかったらどうなりますか・・・・子どもはもしかして、「自分で箸の使い方を考えて自ら使えるようになるために練習」するかも知れません。
それはとてもいいこと、なのですが、もしこの時に「手伝って」の一言が言えたら、
その子は別の場面で同じようなシチュエーションの時に、人に助けを求めることが出来るようになるでしょう。分からない時に「分かりません」と質問出来るようになるでしょう。学校へ行って、うまく解けない課題に「もう少し詳しく教えてください」と言えるようになるでしょう。社会に出て、何か分からない問題が出てきたり、自分だけで解決できないトラブルが起きた時に、上司に相談することが出来るようになるでしょう。
つまり、「ヘルプ=プロンプト」は、抜いていくことも必要ですが、「抜くタイミングが早すぎてもいけない」のです。
抜くタイミングが「人との関り」を通り越してしまう前では、将来、その子は「自分1人で解決しようとする力」ばかりが身に付いてしまい、「人との関り」を避けてしまうようになりかねないのです。
放置系の子育ては「自ら生きる力」は育つけれど…やめてほしい!
子どもは「放っておいたら育つ」なんて言われたりもします。いわゆる「放置系の子育て」は、このように「自ら生きる力」は育つかも知れません。
しかし、その前にもっと大切なことがあるのです。
「自ら生きる力」が育った人は、自分1人ですべてを解決しようと努力します。
例え間違った考え方や人と違うやり方であっても、「自分なりに答えを出して自分の中で正解を出して自分1人でこなしていく」ことが出来ます。
間違った答えも1人で勝手に正解とみなしてしまうことがあるのです。(全部じゃないですし全員がそうではないです!!!)
「自ら生きる力」が育った人は、人と何か問題が起きた時に、その問題を「回避」しようとします。なぜなら「人との関わり方」を学んでいない(誰も教えてくれていない)のですから、当然、どう「関わっていいのか」分からずに、逃げの道を作ってしまうのです。
でもその「逃げ道」はその人の中では間違ってはいません。なぜなら、「自分1人で正解を作ってしまうから」です。
「人との関わり方」は、
【誰かが教えてあげないと身に付かない】
のです。
放置系の子育てをされると子どもはこうなってしまう!!
放置系の子育てをされてしまうと、こうなってしまう可能性が高いです。
(※あくまでも可能性であり全員がそうではありません!!)
・自分1人ですべて考えるので「自分の意見が正しい」と思ってしまう
・人と何かトラブルが起きた時に「話し合って解決」が出来ない
・人とのトラブルからは「避ける」ようになる
・問題が起きた時に「人に相談して解決する」という方法を取らなくなる
・自分の問題は自分が悪いと思うので自己肯定感が低くなる
・自己肯定感が低いので例え自分の意見を言えたとしても他人からの意見は受け入れられない
・他人から何か言われると自分を責める
・自分を責めても自分が正しいと思うので他人の意見を受け入れられない
また、自分の思いとは裏腹な行動をするようになる可能性も否定出来ません。
・親がかまってくれないと気付くと「かまって欲しい」ための行動をするようになる可能性
・かまって欲しくてわざと「ひねくれている」態度や「怒っている態度」を示す可能性
・それでもかまってくれないと気付くと親の言うこと全てに反抗してしまう可能性
・反抗した後に親が反応したり応答したりすると「かまってくれた」と勘違いをしてしまう可能性
・ますます問題的な行動や反抗的な行動を起こし、親に「相手にしてもらう」機会を作ろうとする可能性
こういった行動はやがて親の前だけではなく、他人の前に出ても起こすようになってしまう可能性もあります。
そうなると、周りは「あの子は問題児だ」となる。
その子はますます孤立してしまう可能性もあります。
これらをぜひ、下記のように変えていかないといけないのですね。
・自分1人ですべて考えるので「自分の意見が正しい」と思ってしまう
⇨人にはいろいろな意見があって、いろいろな「正解」があるので、他の人の意見も聞いた方がいいと教えてあげる必要がある
・人と何かトラブルが起きた時に「話し合って解決」が出来ない
・人とのトラブルからは「避ける」ようになる
⇒話し合うことが大切なことなのだと「教えてあげる必要がある」
・問題が起きた時に「人に相談して解決する」という方法を取らなくなる
・自分の問題は自分が悪いと思うので自己肯定感が低くなる
・自己肯定感が低いので例え自分の意見を言えたとしても他人からの意見は受け入れられない
・他人から何か言われると自分を責める
・自分を責めても自分が正しいと思うので他人の意見を受け入れられない
⇒自分の意見も大切。でも、人の意見も尊重する、ということを「教えてあげる必要がある」
・かまって欲しくてわざと「ひねくれている」態度や「怒っている態度」を示す可能性
・それでもかまってくれないと気付くと親の言うこと全てに反抗してしまう可能性
・反抗した後に親が反応したり応答したりすると「かまってくれた」と勘違いをしてしまう可能性
・ますます問題的な行動や反抗的な行動を起こし、親に「相手にしてもらう」機会を作ろうとする可能性
⇨親は幼少期から子どもに積極的に関わって様々な「プロンプト」を行なっていい。ただし、「プロンプトは「いつか必ず抜く」必要があり、抜くタイミングを考える。
あくまでも「持論」ですが。
娘はもうだいぶ親の手から離れて自分1人で考えなければならない年齢に来ています。
今からでも遅くない、と思っています。今からでも、「人との関わりの大切さ」を娘に教えてあげたいと思っています。
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