この危機を乗り越えた経験は、強い自信に繋がる! <浦安・市川の中小企業支援コラム>
昨年7月の盛和塾世界大会における稲盛塾長のラストメッセージを中心に、プレジデントは、67頁に及ぶ大特集を組んだ。コロナ禍を生き抜く経営者達へのメッセージとして、塾生の生の声とともに以下要約抜粋して紹介します。
時代を担うリーダー達へのラストメッセージ
私は幾度も自分の想像を超えた素晴らしい出来事に遭遇して来ました。それは、決して運が良いとか、自分の能力によるものではないと考えています。より良く生きようとするピュアな考え方は素晴らしい運命を招き寄せる強大なパワーを持っているのです。「人間としてこういう生き方をするべきだ」「経営者としてこういうリーダーになるべきだ」と云うことを理解して、少しでもそれに近づこうと懸命に生きている人とそう思わず漠然と生きている人では、人生や経営の結果は全く違って来ます。そこで、自ら体験して来たことをフィロソフィーとして纏めて、皆さんへ訴えて来ました。「こういう考え方で生きていけば、充実した幸せな人生を送ることが出来るはずだ」と強く思っていたからこそ、より多くの人々にそのことを知らせたかったのです。私自身も含めて、フィロソフィーを全て完璧に実行出来る人はいません。何とか自分のものにしようと努力を続ける行為そのものが尊いのです。従業員達へは私の講話集から抜き出して、そのまま話しをする、それで良いのです。私もかつてはそうでした。松下幸之助さん、安岡正篤さん、中村天風さんから借用したものを使わせて頂きました。それを繰り返し説いている内に、やがて自分のものとして語ることが出来るはずです。
困難に打ち勝つ“燃える闘魂”、誰にも負けない意思!
財界 村田主幹
リーマンショック後の2010年、本を書いて頂きました。テーマは「厳しい環境をどのように生き抜くか」。その中で、稲盛さんは、「一心不乱に努力するんだ。そうすれば君の思いは必ず叶う!」と語り掛けています。
鹿児島大学 稲盛アカデミー長 武隈氏
稲盛さんが、「思い」と云う時、それは単なる願望をさすのではありません。考えに考え抜き、寝ても覚めても考えて、あらゆる手段と努力を尽くし、困難に直面しようが怯むことなく前進する。そこまでして漸く稲盛さんの認める「思い」になるのです。「潜在意識まで透徹する程の強い持続した願望」と説明されたこともありました。
レノバ 千本会長
「明日までに資金調達出来ないとお終い」と、紙一重で切り抜けたことも多かったのですが、稲盛さんの言葉に助けられました。その紙一重の差を制するのは、目的意識を強く持ち、最大限の努力が出来たかどうかです。
稲盛さんから学んだ不況を乗り切る5つの施策
JAL藤田副会長
現在はコロナ禍で旅行者が激減し、当社も厳しい状況にありますが、そんな中で私達は稲盛哲学の「危機に対する5つの施策(全員で営業する、新製品開発に全力を尽くす、原価を徹底的に引き下げる、高い生産性を維持する、良好な人間関係を築く)を自社に置き換え「JAL版5つの施策」として取り組んでいます。
なお、ANAに比し財務体質が良く、アフターコロナの一人勝ち銘柄との記事も同時掲載されています。
ご相談、お問い合わせ・取材はお気軽に
↓↓↓
市川市南行徳1-11-2-101
(東西線南行徳駅から徒歩3分)
TEL 047-300-4536
メール s.izumi@tkcnf.or.jp
http://shunro-izumi.tkcnf.com/pc/