令和6年度税制改正大綱 賃上げ促進税制の改正 <浦安市川の中小企業支援コラム>
2008年に27歳で不動産業を立ち上げ、軌道に載りかけた矢先に交通事故に遭い、車椅子生活を余儀なくされたものの、その不遇をものともしない活躍振りに、NHK初めマスコミが注目しています。(株)オーリアル/大塚社長の発言骨子を以下要約抜粋して紹介します。
命があればあとはかすり傷
事故前3日間の記憶が欠落していて、実は詳しいことは未だに分からないのです。ただ、集中治療室で目が覚めたとき、自分が未だ生きていることだけは分かりました。そこにいた父がこう言ったんです。「命があればあとはかすり傷だよ」と。やがて、脊髄損傷で一生車椅子生活であることを主治医から宣告されるのですが、「命があればあとはかすり傷」が頭に浮かび、「はい、分かりました」と、不思議と腑に落ちました。言葉の本当の意味が分かった気がしたのです「とにかく前に向かって歩き出せ、現状を受け入れながら、自分の出来ることを懸命に探していけ」、それこそが、五体満足に生んでくれたにもかかわらず、こうなってしまった僕の、両親に対する親孝行だ、と思いました。
くどく、しつこく、諦めず
東京では分譲マンションの営業マンをやっていて、故郷の宇都宮で独立したのですが、地方の衰退を目にするにつけ、何とか「故郷の街づくり」に貢献出来る仕事がしたいと思うようになりました。遊休地にお店や会社が建てば、その分働く人も増え、当然、街に活気が生まれます。足を使って方々に営業に赴き、日光街道沿いにスターバックコーヒーのドライブスルー店を誘致したのが初契約でした。営業の信条は“くどく、しつこく、諦めず”で、納得していただける事業プランを提供して、物件になっていないものを物件にして行く「街造り推進企業」です。
僕の出番だ
入院中は、自分が次に何をするかをリサーチするため、同じ入院患者の方々に聞いて回りました。すると、「帰る家がない」という方が意外に多かったのに驚きました。例えば、アパートの二階に住んでいた人は車椅子では生活出来ない。一軒家にしてもリフォームが必要になるのでお金がかかります。ところが、リフォーム業者は障害者が本当に必要としているものが分かっていないから、ヒドイ見積もりが出てくる。「これは僕の出番だ」と思いました。バリアフリー関連の住宅リフォーム並びに店舗・オフィス向けの建築コンサルティングを主業務に加えるとともに、アクセシブル・ラボというNPO法人を設立し、障害者が外出を楽しめるよう、店舗等の情報(段差、スロープ、出入り口幅、補助犬対応等)をネットで事前に確認出来るサイトを立ち上げました。次は、車椅子対応の賃貸住宅をやりたいと考えています。
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