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大串一稔プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

頭が良くなる漢方薬?

大串一稔

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テーマ:その他

 店頭で、ときどき、「先生、うちの子、勉強しなくて困るのよ。頭が良くなる漢方薬ってない?」と冗談まじりにおっしゃる方がいます。
もちろん、勉強しないで成績が上がる漢方薬はありませんが、記憶力や集中力を向上させる漢方薬はあります。
漢方では、「腎は精を蔵し、精は髄を生ず。」といいます。
腎に蓄えられている腎精から、髄が生成され、それが、骨髄、脊髄、脳髄となり、骨や脳を健康に保っていると考えています。過労や睡眠不足、老化などで、腎精が消耗すると、足腰の怠さ、腰痛、関節痛、疲労倦怠感、骨や歯の弱りなどに加えて、記憶力、集中力の低下、耳鳴、目眩などを生じます。
一方、「脳は元神の府である。」といわれ、脳の生理は心によって統括されているとされています。心神に栄養が足りなかったり、頭を使いすぎて消耗すると、心神が不安定になり、こちらも記憶力、集中力の低下がみられます。
腎精を補うには、熟地黄、鹿角膠、鹿茸、肉蓯蓉などを使います。
一方、心神を安定させ、記憶力、集中力を上げるには、遠志、竜眼肉、酸棗仁などを使います。脳神経細胞保護作用を持つ羚羊角や沈香、血流改善作用を持つサフランなども効果的です。受験生はもちろん、お仕事などで頭を使う方、最近、記憶力や集中力が落ちてきたと感じる方、認知症が心配な方などに、お薦めの漢方薬です。その方の体質によって、効果的な処方は異なります。詳しくは、お気軽にご相談下さい。

~日本人に合った身体にやさしい漢方薬~
元気堂薬局
〒273-0002 千葉県船橋市東船橋4-33-1
TEL 047-426-2076
http://www.kanpo-genkido.co.jp/

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大串一稔
専門家

大串一稔(薬剤師)

漢方療法 元気堂薬局

ステロイドで悪化したアトピー、ストレス性のアトピー…漢方理論に基づき症状を分析し、悩みの原因、体質にあった漢方薬を処方します。更年期に漠然とした不安がある方や不定愁訴に悩む方のサポート体制も万全です!

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