低い金利に飛びつく前に確認した方が良い住宅ローンの落とし穴
これから住宅ローンを借りようと考えたとき、調べるのは主にこんなことではないでしょうか?
・ 金利
・ 諸費用
・ 返済額
人によってはもう少し細かいことも調べるかもしれません。
でも恐らく見落としているポイントがあります。
それは・・・・・・
退職時の残高
いくら借りられるか?返済額はどうなるのか?家計的に大丈夫か?などはきっと気にして調べていると思います。
定年退職するときに住宅ローンがいくら残っているのか?もしくは完済ができているのか?までは確認していないことが多いと思います。
一度チェックしてみると良いです。
調べ方は住宅金融支援機構のサイトに返済表を作成できるページがあります。こちらのサイトです。
このサイトを使って、退職時の残高がいくらになるのか確認してみましょう。
例えば現在35歳の方が35年返済で1.5%の固定金利で借りた時の60歳と65歳時点の残高は次の通りです。
60歳時点 約1020万円
65歳時点 約530万円
意外と少ないと感じたのか多いと感じたのか?
それぞれの家計にとって感じ方は様々ですが、少なくとも退職時には住宅ローンが残っていることは確実です。
退職して収入が減った後の返済はどのように考えますか?
実は住宅ローンを借りる時に年齢から試算して、退職時の残高が多すぎると住宅ローンの審査中に問い合わせがくること
があります。
「退職後の返済計画はどのように考えていますか?」
だったり
「勤務先の退職後の再雇用制度の有無は?」
とかだったり。
借りられる額 返せる額 そして 退職時の残高 これをチェックするだけでも、住宅ローン破綻を防ぐことはできます。
ひと手間かけて、チェックしてみましょう。