溜まった不用品・ゴミの片付けを依頼する際の清掃業者の選び方や注意点を解説します
新型コロナ感染状況
このコラムを書いている2021年8月12日現在、1日の新型コロナウィルスの新規感染者数が全国で18,000人まで拡大してます。
医療供給体制の逼迫は厳しさを増しています。都内の自宅療養者数も7月末では1万人を超えてから半月余りで倍増し2万人を超えている状況です。
感染力の強い変異ウィルスも全国に拡散し感染拡大は収まる様子が有りません。
NHKのニュースでは東京都での感染者のなでの重症患者が、この1か月で3倍に増加していると報じています。65歳以上の高齢者へのワクチン接種が進んでいる事が影響しているのか、重篤化している6割は40代、50代となってます。
地域によっては、若年層へのワクチン接種を優先している所もあるようです。
他人事ではないコロナ感染
ここまで感染者が増加してしまうと、自分自身の感染のリスクも高まります。
「不要不急の外出を控える」と言われてますが、生活の為には外に出て不特定の人と接触は避ける事は出来ません。
実際に、私の周りでも感染者し家庭内クラスータとなり家族の半数以上が感染してしまいましたが、幸いにも皆さん元気なり普通の生活に戻ることが出来ました。
マスクを着用していても感染のリスクは0ではありません。
いざ、自身やご家族が感染してしまったり、会社の中で感染者が出てしまった際に、「どうしたらよいか」についてお話したいと思います。
まず最初に
家族や会社内で感染が出てしまった場合には、まず「自身の身を守る」事が優先です。
マスク着用は必須ですが、小まめな手洗いと換気が大事です。
一般的な事ですが、これが一番大事な事です。
感染者がウィルスの付着した手でどこを触ったのか分かりません。特に手洗いは大事です。
紙やティッシュペーパーでは3時間
プラスチックでは3日間
紙幣では4日間
感染者から体外に飛散したウィルスは、色々な所に付着します。付着した素材にもよりますが、ある程度の時間が経つと新型コロナウィルスは不活化します。
ただ、不活化するまでの間に別の人が触ってしまい、その手で目元口元を触ってしまったりすると感染してしまうリスクがとても高いです。
消毒剤は今はドラッグストアやネット等で購入する事が出来るようになりましたが、家庭にある物で簡単に作ることのできる消毒剤について紹介します。
簡単にできる消毒薬
家庭用の漂白剤を使う
ハイターやブリーチの商品名で売られている薬剤は次亜塩素酸ナトリウムが主成分です。塩素系薬剤は消毒効果が高い薬剤ですが、市販されている原液のままでは濃度が高くとても危険なので程度な濃度に希釈する必要が有ります。下記にどのくらいの希釈率で作ればよいのかが、厚生労働省からチラシにまとめてあります。なお、作業にはゴム手袋は着用してください。
メーカー | 商品名 | 作り方 |
---|---|---|
花王 | ハイター | 水1リットルに本商品25mL(付属のキャップ1杯) |
花王 | キッチンハイター | 水1リットルに本商品25mL(付属のキャップ1杯) |
カネヨ | カネヨブリーチ | 水1リットルに本商品10mL(付属のキャップ1/2杯) |
カネヨ | カネヨキッチンブリーチ | 水1リットルに本商品10mL(付属のキャップ1/2杯) |
拭き方のコツ
薬剤を用意しましたら、次にプラスチックのバケツか桶と、キッチンペーパーを用意しましょう。
1.キッチンペーパーを薬剤に浸し絞る
この時に注意するのが、「固く絞りすぎない」という事です。浸したペーパーを掌で握り、滴り落ちない程度の薬剤をペーパーに残しましょう。
2.一方方向に拭く
拭く場所にペーパーを広げて置き、「一方方向」に向かって拭きます。
例えば、机の上を拭きたい場合には、机の左上にペーパーを置き左から右に向かって拭きます。右端まで行ったらペーパーを手に取り左側の最初に拭き始めた個所より1列下がった場所から再度左から右に拭きます。
雑巾がけのように「ゴシゴシ」と汚れを落とすような拭き方でなく、左から右に1列ずつ薬剤を塗るイメージで行ってください。
3.ペーパーは小まめに変える
ペーパーの水分が無くなってきたら、そのペーパーを薬剤に浸すでは無く廃棄して、新しいペーパーを使って続きから拭くようにしましょう。
テーブル1つ拭いたら廃棄、椅子を1つ拭いたら廃棄という感じで絶えず新しいペーパーを使う事が大事です。
一度使ったペーパーを薬剤の中に戻すと一度汚染したペーパーですので、薬剤の効果が下がってしまいます。
4.状況によっては水拭きも
上記で紹介した消毒液は濃度0.05%ですが、素材によって色落ちや変色、変形する事もありますで、消毒後に同じ要領で水拭きしてもかまいません。
それでも不安なら
ここで紹介した方法で消毒作業を行えば、家庭内やオフィス内での感染拡大のリスクは低くなります。
しかし、オフィス等は面積が広いため自分たちでの作業が難しかと思います。また、家庭内の除菌を自分たちで行う事に不安がある方もいるかと思います。
そういった際には弊社までご相談頂ければと思います。