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コラム
住宅業界のわかりにくい常識その六~見積書の書式が各社バラバラ~
2015年5月19日
~見積書の書式が各社バラバラ~
どんな見積書かより、どんな会社かが重要です!
★どんな項目を入れるかのルールがない?★
建築業者との打ち合わせが進み、家の間取りや仕様などが決まってくると坪単価のように
ざっくりとした金額ではなく、なるべく正確な支払額を知りたくなりますよね。
そこで見積もりを出してもらうわけですが、実はこの見積もりの書式、会社によって全然違うんです。
木材1本の値段まで詳細な項目が書かれたものから、極端な話工事一式としか
書かれていないものまであります。そうすると、何社かの合い見積もりをとったとしても、
内容が比較できないので合計額だけの比較になってしまいます。
つまり、肝心の家の内容ではなく高いか安いかだけの比較になってしまうので、
合い見積もりをとる意味がありません。
見積書の書式がバラバラなのは、見積書にどんな項目を入れるかのルールがないため。
先ほどの、坪単価に含まれるものに決まりがないのと同様ですよね。
★詳細な見積書をもらっても判断ができない★
では、どんな形式の見積もりを出してくれる会社がいいと思いますか?
どちらかといえば、材木1本の値段まで出してくれるような会社のほうが誠実そうに感じませんか?
確かに、材料1つずつ、大工さんの手間賃1人ずつの金額を調べて見積もりを作成するのは
大変な労力がかかるので、その会社の努力は認めてあげたいところ。
でも、よく考えてみてください。
せっかく詳細な見積もりをもらっても、建築の知識がない人にとってはそれが相場と比べて
高いのか安いのか判断できません。
そもそも、地域ごとにかかる輸送費が違うし会社ごとに材料の売値も違うので、
建築のプロであってもその見積書に書かれた一つひとつが妥当かどうか判断できないんです。
とはいえ、
「工事一式で2千万円!」
などと簡素すぎるのも心配ですよね。
ですから、どんな見積書を出すかよりも、誠実に建ててくれる住宅会社を選ぶこと。
そして、その会社と信頼関係を築くことが大切になってくるわけです。
↓過去のコラムはこちらから
住宅業界のわかりにくい常識その五
住宅業界のわかりにくい常識その四
住宅業界のわかりにくい常識その三
住宅業界のわかりにくい常識その二
住宅業界のわかりにくい常識その一
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