家づくりに重要なお金の話その六～【バーチャル版】資金計画を立てるまで～
～限度額まで住宅ローンを借りても大丈夫？～
貸してくれる金額がムリなく払える金額、ではありません。
★多くの人は限度額まで借りる★
住宅ローンでいくら借りるか、あなたはどうやって決めますか？
多くの場合、
「せっかく家を建てるのだから、資金を惜しんで後悔したくない」
などといって、次のようなステップを経て金融機関で借りられる限度額まで借りようと
考えるのではないかと思います。
―――――――――――ステップ1―――――――――――
金融機関で、ご自身の年収や勤続年数でいくらまで借りられるかを調べる。
―――――――――――ステップ2―――――――――――
金融機関から借りられる限度額を予算とし、住宅会社や土地を探す。
―――――――――――ステップ3―――――――――――
金融機関から借りられる限度額で住宅ローンを利用し家を建てる。
金融機関も仕事ですから、返済してもらえるという見込みが立つ金額をあなたに融資するわけですよね。
でもその金額は、もしかするとローンを払ったら毎月ギリギリ生活していくのがやっと…、という限度額かも
しれないわけです。
★まず、ライフプランから資金計画をつくりましょう★
では、いくらまで借りるのが正解なのでしょう？
その目安としてよくいわれるのは、ローンの年間返済額が年収の25パーセント以下になっていること、
という説です。たとえば、年収600万円の会社員の方の場合を考えると、
年収600万円×25パーセント＝150万円／年
150万円÷12カ月＝12.5万円／月
以上の計算から、年収600万円でムリなく返済できる金額は毎月12万5千円以内が
目安とはじき出されます。
しかし、生活環境やライフスタイルは一人ひとりが異なります。
同じ年収だったとしても生活が違うので、出費も一人ひとり異なるわけですよね。
だからこそ、住宅ローンで借りる金額は将来までのライフプランを整理した上で、ムリなく支払っていける
資金計画を立てる必要があるんです。
↓過去のコラムはこちらから
家づくりに重要なお金の話その三
家づくりに重要なお金の話その二
家づくりに重要なお金の話その一
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