家づくりに重要なお金の話その五～知って得する生命保険～
～諸費用も入れて予算を考える～
家の値段だけみてローンを組むと、資金が足りなくなってしまいます！
★物件以外にかかるお金は以外と大きい★
住宅ローンを組む場合、予算を決めてからローン申請をしますよね。
このとき、家（土地も買う場合は土地代も）の値段だけをみて予算を考える方が少なくないように思います。
でも実は、物件の値段だけみて予算を考えてしまうと、資金が足りなくなってしまうんです。
それは、家や土地そのもの以外にかかるお金が、意外と大きいからです。
金額が膨らむ原因の1つは、諸費用です。
諸費用については、マイカーを買うときのことを考えれば、わかりやすいかもしれませんね。
新車を買うときは、車両本体価格＋消費税のほかに、自動車税、自動車取得税、
重量税、自賠責保険料、登録費用、車庫証明費用などがかかります。
重量や排気量によって諸費用の金額は異なりますが、たとえば200万円そこそこの
新車を買うのに諸費用が20万円も30万円もかかるのが普通です。
本体価格の1割以上が加算されるわけですから、ばかになりません。
★実際に出ていく金額を把握する★
これと同じようなことが、住宅にもいえるわけです。
住宅での諸費用は、印紙税や登記費用で20万円ほどかかる他、融資（事務）手数料や
ローン保証料、団体信用生命保険料、火災・地震保険料、地鎮祭や上棟式の費用などが主なところ。
諸費用の合計額は、建物の規模やつくりによって違ってきますが、おおよそ物件価格の
5～10パーセントが目安。
クルマよりもその割合は少ないものの、一桁上の何百万円にもなる話ですから、
ローンを組むときに計算に入れておかないとあとで追加融資が必要になったりして困ったことになります。
他にも、消費税がかかるのはもちろん、新しい家具や家電製品などもきっと必要になるでしょう。
ですから、予算を考えるときは、消費税や諸費用をはじめ、実際に出ていくお金を
きちんと網羅して計算に入れることが大切なんです。
↓過去のコラムはこちらから
家作りに重要なお金の話その１
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