夏期講習に向けての「課題」整理
私塾界に長く身を置いていると、
子どもたちを取り巻く環境の
「劇的な変化」に驚かされます。
しかし、そんな毎日のなかで、
「どんなときも変わらないこと」は
ちゃんとあるものです。
最近、植物について調べてみると
「植物の根がうまく育たない理由」は
なんとなく感覚ではわかっていましたが、
それなりにあるのだということを
学びました。
・気温や土壌の高温
・土壌温度の低さ
・水やりのタイミング不良
・水やりのし過ぎ
などでしょうか。
他にも、肥料などの要因もあるのかも
しれませんが、ここでは関係ないので
割愛します。
さて、これらを知ったときに、
「学力」の伸び悩みとの
共通点があることに気づかされました。
・気温や土壌の高温
→本人ではなく、外的要因とりわけ
周りの教育熱が高すぎて本人が委縮している
・土壌温度の低さ
→本人ではなく、外的要因とりわけ
周りの教育に対する関心がなさすぎる
・水やりのタイミング不良
→勉強したいと思うタイミングで
手を付ける時間がなかったり
周りの声掛けができなかったりする
・水やりのし過ぎ
→子どもたちへの管理が強すぎたり、過保護だったり
自力で身につけるべきものを、他者が与えすぎたりする
勿論、植物の特徴と学力とでは
異なるところもあるので、
一概に比較できるわけではありませんが
この観点にだけは共通項が見えました。
ここでお話ししたいのは、
「子どもたち本人の意識が高揚する」ために
私たちができることとすれば・・・
・あくまでも「適度」な声掛けや情報の量を。
・「適切」なタイミングでのきっかけを。
最終的に、子どもたち本人の意欲関心は、
どれだけ本人が自力で持つかであって、
私たちにはコントロールできないものなのだ
ということを知っておくべきです。
植物でいうならば、
どれだけ大切に育てた植物であっても
伸びることを過度に期待しすぎて
水をあげ過ぎると根腐れを起こすなどして
それ以上、植物は伸びなくなります。
場合によっては、その個体がだめに
なってしまいますね。
そうなってほしくないからこそ、
大切に伸びてほしいと願うものは、
適度・適切な手入れ(指導)をしたら
あとは、しっかり見守ることが大切です。
もっと伸びてもいいんだぞ!と
声に出しては言いませんが、
そういう、やさしい気持ちで
彼らの様子を見守ることが
私の役目だと思っています。
塾の中の植物も、
塾でがんばる生徒たちも、
大いに伸びてほしいな、という期待を、
なかなか直接は言いにくいので
この場では言葉にさせてください!!


