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R7 公立高校入試所感(理科編)

一関港

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【理科】


(1)易しい一問一答と、一問一答を記述仕立てにした問題

 小問数を抑えつつ、基礎基本を中心とした出題が多かったように思います。
 その点に着目すると、一問一答でも2パターンあることがわかりました。
 典型的な一問一答と、一問一答の「裏返し」の2パターンです。

 ・易しい一問一答:計31点
   大問1⑵,⑶②,⑶③Y    計9点
   大問2⑷XY,⑸        計7点
   大問3⑴            3点
   大問4⑷①           3点
   大問5⑴①②         計4点
   大問6⑴③RS,⑵①      計5点

 ・一問一答を記述仕立てにした問題:計13点
   大問2⑴           3点
   大問3⑷Y           4点
   大問4⑶           4点
   大問5⑵②          2点

 

これらの問題を
すべて一問一答の短答問題とみなすと、
全体の44点分になります。


 基礎基本を幅広く出題する意図であれば、合点!

(2)「完答問題」の比重の高さは、どう変わった!?

 明らかに完答問題は減りました。各問いの出題方法を検討したり
 連動性の低いものをセット出題する場合は、完答にできません
 ので、今回はこのような形になったものと推察されます。
 一方で、小問数の少ない大問は、各小問の配点が高い傾向にありますので
 まさに「一問一答勝負」だったと言っても過言ではないと思います。
 

 

令和7年度 完答問題の配点

 大問1:なし(0点)
 大問2:なし(0点)
 大問3:⑶3点 (3点)
 大問4:⑴3点 (3点)
 ※4⑷の過程と答は部分点となる可能性が
  少なからずあるため、現段階では含めていません。
  大問5:なし(0点)
 大問6:⑴①3点,③RS2点,2②3点(計8点)
                   合計14点


 

【参考】令和6年度 完答問題の配点

 大問1:3点、3点 (計6点)
 大問2:2点、3点、3点 (計8点)
 大問3:4点、3点、4点、4点 (計15点)
 大問4:3点 
 大問5:3点、3点(計6点)
 大問6:2点        合計40点

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一関港
専門家

一関港(塾講師)

秋田受験ゼミナール

得意・不得意の把握は勿論、性格や思考傾向を理解した上で生徒一人ひとりと本気で向き合っています。指導方法や指導形態の「最適解」を探り、少人数授業と1:1指導を組み合わせて指導しています。

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