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加藤武範プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

コロナ禍の法事

加藤武範

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テーマ:新型コロナウイルス

新型コロナウイルスが終息しないまま、寒さを感じる季節となりました。世間では第二波どころか第三波では?という状況下の中、先日、親類の法事に参列してきました。

八畳二間+縁側に約20名の参列者。お寺様(住職親子)が来られ、読経、焼香を回して、約1時間・・・。参列者はすべてマスクを着用しています。窓も開けられ、換気は万全。ただ、お寺様は二人とも終始マスクはせず、読経、会話、お茶も飲まれました。施主でもなければ、さすがに「マスクを着けてください」といえる状況ではありません。

事前にお斎(法要後の食事会)もお誘い頂いたのですが、さすがに仕事柄、参加をお断りしたところ、後日、お斎は中止となりました。当日は大盤の仕出し弁当をお配り頂き、自宅でおいしく頂きました。

医療や福祉の仕事に関与していると上記のような状況化に晒されると得体の知れない恐怖を感じます。親戚づきあいを否定するつもりはありませんが、世間ではいろいろな価値観があることを身をもって確認できました。

田村厚生労働大臣が、介護や医療の現場に対し「自分が行きたい場所や、やりたいことがあっても、それを我慢しながら、介護や医療を提供するために自らを律している部分に対して慰労金を支給させてもらっている」と述べられているとある業界紙に書いてありました。私たち介護業界に頂ける一人あたり5万円の慰労金が多いのか?少ないのか?分かりません。ただ、この仕事を続ける事で神経が少しずつ擦り減らされていく感覚は間違いなくあります。一日も早い終息を願うばかりです。

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加藤武範
専門家

加藤武範(ケアマネジャー)

合同会社福寿想

リハビリ病院で医療ソーシャルワーカーをしていた経験から、地域のネットワークとも連携。従来の福祉的な視点に捕らわれない柔軟な発想で、介護を必要としている方やその家族にとって本当に必要な介護を提案します。

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