今日は大阪の社会福祉法人さんでした。夜は愛知に戻って、デイサービスの研修講師です!
上司機能の重要性を改めて考えました・・・!
管理職研修のご依頼をよく頂きます。
管理職の育成について重要性を感じておられる、ということだと思います。
とてもありがたいお話なのですが、ただ、
管理職の育成について重要だと考えているのにもかかわらず、
法人の中に、管理職を育てる人がいない、
管理職の育成について責任を持つ人がいない、
言い換えれば「管理職の上司がいない」という法人さんが結構あります。
上司がいないって、そんなことあるんですか?、
と思われるかもしれませんが、結構あるのですよ・・。
例えば、老健ですと、施設長が医師であることがほとんどなので、
施設長ではあっても「上司機能」は果たしておられないことが多く、
介護長、看護長の育成を行うひとが不在、ということが多いです。
社会福祉法人さんですと、管理職の上が事務長さんだったりするのですが
「私は銀行から出向で来ているだけなので、何も分からないんです」
などと平気で言われることもあったりします。
あとは、一見、素晴らしい組織図ではあっても、
よく見ると、兼務の嵐(1人2役・3役だったりして、
結果として、必要な仕事がこなせていない)ということも、少なくありません。
一人一人の考え方やスキル、能力も大事ですが、
「組織のかたち」というのも、同様に大事です。
ここが乱れている法人さんが多いものだと思います。
外部からだとよく見えるのでしょうか・・・?