今日はとある法人さんで「リーダーシップとメンバーシップ」についてお話します。(2021.5.24)

榊原宏昌

榊原宏昌

テーマ:日々の仕事から


今日はとある法人さんで「リーダーシップとメンバーシップ」についてお話します。

昨晩からずっと話す内容を練りこんでいて、
職員同士お互いの良いところが見えて、
思いやりがある関係を作っていくためには、
職員それぞれに一定の「余裕」がないと難しいな、と。
他者を受け入れる余裕が自分の側にないと、
どうしても他者を非難してギスギスした関係になりやすいな、と思いました。

では、その「余裕」はどうしたら持つことができるか?
やっぱり「(本当の)自信」がある人は「余裕」があるというか、
柔軟性やしなやかさもあるように思うのです。
では、その「自信」はどうしたら?

やっぱり、一にも二にも、「勉強」かな、と。
そして「経験」「場数」、あとは「適切な他者の関わり」があるとOKかな、と考えました。
その中で、自分の「強み」が見えてくると「自信」につながって、
「余裕」も出てくるかな、と考えました。

ちょっと話はそれるかもしれませんが、中国の古典「書経」では
すぐれた指導者の条件として対極的な要素を両立させることをあげています。
その要素とは、
・寛容でありながら、厳しい一面がある。
・柔和でありながら、芯が通っている。
・慎重でありながら、物事の処理が機敏。
・有能でありながら、相手を見下さない。
・従順でありながら、意思が強い。
・直情でありながら、心は温かい。
・大まかでありながら、筋は通す。
・決断力に挑みながら、思慮深い。
・行動力がありながら、善悪のけじめはわきまえている。

こうありたいものです!

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榊原宏昌
専門家

榊原宏昌(経営コンサルタント)

天晴れ介護サービス総合教育研究所

介護職、ケアマネジャー、管理者・本部責任者として15年間介護現場の実務とマネジメントを担当。その経験を生かし、経営幹部、管理者、ケアマネジャー、介護職らに実践的で明快なコンセプトとノウハウを提供する。

榊原宏昌プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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