今日は新潟の社会福祉法人さんです。地域のケアマネさんと合同研修会でした。(2018.7.10)
高口さんがセミナーの最後に紹介された、ドイツのメルケル首相の言葉。
「自由を守ること。そこには相当な労力がいる、ということ」
(以下、メルケル首相の演説より)
日常生活における制約が、今すでにいかに厳しいものであるかは私も承知しています。
イベント、見本市、コンサートがキャンセルされ、学校も、大学も、
幼稚園も閉鎖され、遊び場で遊ぶこともできなくなりました。
連邦と各州が合意した休業措置が、私たちの生活や民主主義に対する認識にとり
いかに重大な介入であるかを承知しています。
これらは、ドイツ連邦共和国がかつて経験したことがないような制約です。
次の点はしかしぜひお伝えしたい。
こうした制約は、渡航や移動の自由が苦難の末に
勝ち取られた権利であるという経験をしてきた私のような人間にとり、
絶対的な必要性がなければ正当化し得ないものなのです。
民主主義においては、決して安易に決めてはならず、
決めるのであればあくまでも一時的なものにとどめるべきです。
しかし今は、命を救うためには避けられないことなのです。